江戸群盗伝 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1996年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167163143

感想・レビュー・書評

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  • <代>
    半村良。僕の拙い記憶ではSF作家である。一番強烈に印象的な作品はもちろんテレビアニメ「エイトマン」である。ロボットであるエイトマンは電子頭脳の過熱を冷やすために特別なたばこを吸う。これがなんともカッコ良かった。

    で,今作はそういうSF作品にはかすりもしないめづらしい時代小説。僕は半村良の小説作品は実はほとんど読んだ事が無い。

    また,名古屋出身の作家清水義範が解説を書いている.清水が頻繁に作品を発表していた頃贔屓にしていた。
    清水は得意技が”パスティーシュ”なので,図ってそういう解説になっている(笑). そして半村良は清水の師匠格にあたるのだそうな。これもかなり興味深いことだ。

  • 2012.9.24(月)¥178。
    2012.11.10(土)。

  • 実は我が家には親が買ったらしい山手樹一郎の「江戸群盗伝」が有り、遠い昔に読んだ記憶があります。調べたら他にも柴田錬三郎のもあるようですね。
    ほとんど読んだ事は無いのですが、私にとって半村良さんはSF作家。まさかこんな時代小説を書いているとは思いませんでした。
    そんなこんなで、ふと見かけた古本屋で手を出すことに。

    なかなか軽快で上質のピカレスク小説です。出てくる盗賊たちは名人気質で、刃傷沙汰を嫌い、芸で盗みを働くことを良しとします。時には義憤に駆られ儲けにもならない盗みを行うことも。どこか浅田次郎の「天切り松シリーズ」を思わせるところも。
    なかなかの読後感でした。

  • 盗みを芸術にまで昇華させてしまう昔の盗っ人はすごいなと感心してしまいました。
    盗っ人の世界を堪能できました。ただエロイシーンが多いのは(時代小説のお約束?!)勘弁。でもその辺を除いても面白い悪漢小説でした。

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著者プロフィール

1933年東京都生まれ。都立高校卒業後、紙問屋の店員、板前見習、バーテンダーなど様々な職業を経験した後、広告代理店に勤務。62年「SFマガジン」第2回SFコンテストに「収穫」が入選。71年初の単行本『およね平吉時穴道行』刊行。73年『産霊山秘録』で泉鏡花文学賞、75年「雨やどり」で直木賞、88年『岬一郎の抵抗』で日本SF大賞受賞。『石の血脈』『戦国自衛隊』『妖星伝』など著書多数。2002年逝去。

「2023年 『半村良“21世紀”セレクション1 不可触領域/軍靴の響き 【陰謀と政治】編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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