御宿かわせみ (4) 山茶花は見た (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167168155

感想・レビュー・書評

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  • かわせみ話、さすがに4冊目になると、先が読めるようになる。何故かまだまだ読みたい。
    水戸黄門みたいだな。

  • 東吾と源三郎のコンビがよい。「かわせみ」の人々もそれぞれの個性があって、ふらりと大川端の小さな宿を訪れてみたくなる。

  • 気の強い家付き娘の奥さんとの不幸せな人生をやり直そうと密かに他の人の振りをして他の家庭を築き、お店から逃げてさあこれから新生活という所で元の奥さんに殺された「鬼女」と、
    仕事のために近付いたけれど情が移った2人が夫婦になることになった「人は見かけに」、
    手篭めにされた上に身体中に変な彫り物をされて一生を奪われた女性が不憫な「夕涼み殺人事件」
    が印象に残った。

  • 1998年5月1日読了。

  • 平岩弓枝の「御宿かわせみ」シリーズの1冊。
    いつも読んでて思うんだが短編集とはいえ、殺人事件など想像出来ないタイトルばかり。
    今回も短編が8話ある中で○○殺人事件というタイトルが1つだったけど
    殺人があったのは8つ中7つ。ま、読む前から想像出来ないところが良いんだけども。
    【辻斬り】があったりして。刃物の切れ味を確かめるために通行人を無差別に斬るなんて…怖っ。
    あとは現在のペアリングのようなモノを江戸時代の男女は【入れぼくろ】でやってたのかーっと。
    愛する人の名前を身体に刺青なんてのは昔も今もさほど変わってない気がした。

  • 97年24刷本

  • "御宿かわせみ"シリーズの4作目。ただ単に事件があって、それを解決してってだけで終わってしまっている気がする。テレビドラマの連続ものみたいな乗りの小説。限りなく軽く肩の凝らないものを読みたい時に読む読み物。

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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