女の河 (上) (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1981年11月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (480ページ) / ISBN・EAN: 9784167168186

作品紹介・あらすじ

秘書から社長夫人になった美也子をめぐる人間模様。日本とイタリアを舞台に、巨大な社会機構と愛憎渦巻く人の世の濁流に翻弄される女たちの哀しい愛を描いた長篇。(大野木直之)

感想・レビュー・書評

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  • 大手商社の社長秘書からその後妻に収まった若く美しい美也子。姉の結婚を嫌い、イタリアへ飛び出した公平。社長の腹心としてイタリアの事業を一手に取り仕切る康郎。その婚約者、桂。
    商社の派閥争いや政界の思惑の渦に翻弄されながらも愛に正直に生きようともがく彼らを、なおも残酷な運命が待ち受ける…。
    イタリア、日本と目まぐるしく舞台を変えていきながら、他の作品同様、たくさんの登場人物たちが複雑に絡み合い、次々とドラマを引き起こす。
    次第に作品を覆い始める死の予感。
    ついにはまさかというところにまでそれは及び、ラストにはもう一つ、破滅が待っている。
    もうエピローグと思っていただけに、少なからず衝撃を受けた。

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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