日蔭の女(上) (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1982年8月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784167168216

作品紹介・あらすじ

芸者で二号の母、バー経営の姉、そんな人生に反発した主人公は、優秀な麻酔医となったが、許されざる愛に身をゆだね母と同じ道を辿る。母娘二代“日蔭の女”の哀しさを綴る。

みんなの感想まとめ

主人公は、母の影響を受けながらも自らの道を切り開こうとする麻酔医であり、彼女の生い立ちは複雑な感情を呼び起こします。愛する青年医師との出会いが、彼女に真の愛の喜びをもたらす一方で、周囲の妨害によって二...

感想・レビュー・書評

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  • いかにも“平岩氏”なタイトル。
    芸者であり大物政治家の妾であった母から生まれた信子は、その生い立ちを跳ね返すため医者になったが、自身も妻帯者の愛人になっていた。
    しかし、新しく赴任した病院で一人の青年医師良太と出会い、白日の下で人を愛する喜びを知る…。
    相思相愛でありながら、次々と横槍を入れられて思うように結ばれない二人。良太の兄孝太や親友啓介といった理解者がいながら、それを上回る邪魔者たちの存在が二人を苦しめる。一体どういう結末になるのか…と案じながら一気に読んだが、まさかの展開であった。
    「新装版 おんなみち 上・中・下」

  • 世界観、登場人物や世間の考え方や行動が、ああ昭和だな、と。もっと前の年代設定の小説よりよっぽど時代を感じてしまった。

  • うわぁ…これはイライラ本ですね。
    一人の男性を巡って二人の女性の色々なやりとり。
    良太の態度も焦れったくてイライラするし、
    ズルい女全開の照奈にイライラさせられ…

    イライラするのに続きが気になる。

    こんなズルいやり方で結婚したって、うまくいくはずがない!!
    …と思っていたいです。

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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