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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167168292
作品紹介・あらすじ
佐保子の生涯を賭けた恋は、陽光に映え、風雨に耐えて美しく散った。桜の花の一日を八つに分けて、主人公の十代から八十代までになぞらえ、驕りの春に咲く恋の明暗を描く。
みんなの感想まとめ
一人の女性の人生を、桜の咲き・散る様に例えて描いた物語は、主人公の成長と愛の遍歴を通じて深い感動を呼び起こします。十代から八十代までの彼女の生き様は、外見だけでなく内面の美しさをも映し出し、読者に思わ...
感想・レビュー・書評
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好きな本のひとつ。一人の女性の人生を、さくらの咲き・散るまでに例えて描く。どの段階でも、それなりの美しさ(外見だけじゃなくて中身もね)があるんだなーと、ほーっとため息をついてしまう。
この主人公と違って「美しさ」とは程遠い自分だけど、年代構わず、しっかり自分の人生を歩んでいこう…と思わせる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
不覚にも電車の中で読んでいたら涙が出て来た。五十一歳ときで・・・ドラマを見てみたかった。
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平岩弓枝の作品って初めてだったっけ?
結構、昼メロっぽくって面白かった。
いろんな愛だの家族だのという人間関係の中で、佐保子の生き様が変わっていく変遷は圧巻です。
結局、母と同じく、好きな男とは運命のいたずらで一緒になることは出来なかったけど、彼女をとりまく人々の愛に囲まれて、佐保子はとっても幸せな人生を送ったんだと思う。
最期の次郎さんとの終わり方も最高で、ちょっと泣けました。
ちょっと、実際の生活とかけ離れてるところは多々あり、でも、それをすんなりと消化できる話に入り込みやすく読みやすかった。
私は、こういう話、結構好き。 -
佐保子という一人の女性の生涯を桜の花の二十四時間になぞらえて描く。
佐保子の数奇な一生は、旅館に嫁いだ母が佐保子を連れて出奔、版画家輪西栄治郎と暮らし始めたことから始まった。
二人は真実夫婦であったと思っていた佐保子だったが、栄治郎の死をきっかけに、かつて世間を騒がせたスキャンダルを知る…。
常に庇護者や佐保子に思いを寄せる男性に囲まれながら、幸せを掴みきれない佐保子。
自分の女である時代は終わったと寂寞とした思いに襲われる場面が印象的だ。それでも奇妙な縁で皆が佐保子の元に集まってくる、その晩年も味わい深くてよかった。 -
何年経っても面白くて、何回も読んでしまう小説。
あっちへ傾いたり、こっちへ傾いたり。運命って残酷だなと考えたりも。
そして本当の愛とは?運命とは?と思わず考えこんじゃいます。
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