かまくら三国志(上) (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1990年2月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167168452

作品紹介・あらすじ

北条氏は将軍頼家の命を狙い源家の衰退を図る。頼朝の落胤・智太郎は宗像水軍を従え立ち向かう。水軍、朝廷、鎌倉幕府の関係をめぐる日本裏面史に挑む著者初の歴史長篇。(伊東昌輝)

感想・レビュー・書評

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  • 何故かあまり読まない平岩弓枝。
    別に嫌いってわけでもないのですが、なんとなく手を出しておりませんでした。今回は、以前、川崎フロンターレの試合の企画で、川崎市民図書館からの無料供出されたものを頂いてきた、ということで読んでみました。

    で、感想は、というと、はっきり言ってあんまり面白くありませんでした。

    『三国志』っていうことは、いろんな策謀や戦いがいろんな勢力同士で入り乱れて物語が進んでいくっていうイメージなのですが、鎌倉時代初期ってコトで、北条氏がいろんな敵対勢力を追い落としていくっていうかんじの物語になっており、イメージと合わないって印象が強かったです。

    海の勢力を出してきているところと、いろんな女性が出てきて活躍するところは非常によかったですが、特に海の勢力の話が尻すぼみになってしまっているところが残念だったなぁと思います。

    特に女性の部分は、元からのヒロイン役の、義姉の元白拍子、珠子さんはかなりいいキャラクターだと思うのですが、もっと活躍させて欲しいなぁ、と思いました。

    結局、勢力争いとか戦乱の話を描くよりも、市井の話を描いたほうが、この人にはあってるんだろうなぁと思うし、ヒットした作品もそんなかんじの作品だから、やっぱり内容も向き不向きがあるんだろうなぁ、なのでした。

    そのうち御宿かわせみシリーズも読んでみよう、なのでした。

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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