水郷から来た女 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2004年7月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784167168834

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

多様な人間ドラマと江戸情緒が織りなす短編作品集で、シリーズ第3弾となる本書は、9つの物語を通じて読者を引き込みます。各短編は、盗賊の手口や親子の悲哀、誘拐事件など、さまざまなテーマが扱われており、登場...

感想・レビュー・書評

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  • CSの時代劇専門チャンネルで、真野響子主演の「新・御宿かわせみ」を制作中とのことで、ドラマで観る前に追いつこうと・・・、って追いつけるか!(笑)読了3巻目なのでまだまだ道のりは遠いです・・・。キャストに当時のまま小野寺昭や山口崇、結城美栄子の名前が出ていましたので、楽しみな限りです。
    本書はシリーズ第3弾、短編9作品を収録。相変わらず江戸情緒を味わえる内容で、盗賊の手口に技巧を凝らした「秋の七福神」「江戸の初春」、箱根を舞台に島抜け人から娘を守る元・目明しを描いた「湯の宿」、生き別れになった娘を想う父親の姿が寂しい「桐の花散る」、誘拐事件とチャンバラにスリル満点な表題作「水郷から来た女」、家トリックが面白い「風鈴が切れた」、2人の男と情を交わす1人の女の優しく愚かな心情を描く「女がひとり」、昔の探偵小説のプロットが思い出される「夏の夜ばなし」、森の中の木の葉という本格推理物では有名なプロットとトリックをベースにした「女主人殺人事件」と、今回も名作推理テイストの作品から江戸捕物やチャンバラ活劇、女性や親子の悲哀や情愛を描いた作品など、様々な切り口で飽きさせません。
    相変わらず頼りになる嘉助やお吉に、律儀で友情に篤い畝源三郎が心強い。

  • 「秋の七福神」「江戸の初春」「湯の宿」「桐の花散る」「水郷から来た女」「風鈴が切れた」「女がひとり」「夏の夜ばはし」「女主人殺人事件」

    神隠しかと思いきや次々と子どもが誘拐されて、殺されて、その事件の裏にあったある女性の悲しい人生。「水郷から来た女」には哀れさと憤りとそんな感情の混じる話だった。

  • 久しぶりに御宿かわせみを読んだ
    さまざまな事件を解決していく東吾と
    かわせみの女主人るい
    市井の事件は庶民の事情が絡んで
    わかりやすい

    二人の場面描写も直接的な言葉を使わず 私には好ましい
    イメージしやすく情緒がある

  •  るいが艶っぽい。二人は、いつ晴れて結ばれるのかな。

  • <目次>


    <内容>
    このあたりから東吾の活躍が目立つように。るいは脇役化していったかな?堅実な捕物帳になっている。

  • 40年前に書かれた作品とは思えない
    捕物ももちろん面白いけど東吾とるいの関係に不覚にもきゅんきゅん(?)しながら毎話楽しく読んでる
    江戸の季節を感じれるのも好きなポイント

  • 人気シリーズを再読。

  • ほんと日本人って風呂好きで清潔な国民なんだ。東吾はかわせみに来るたびに毎回ひと風呂浴びてる。

    三巻目とかもなると流石にげっぷが出そうになる。

  • シリーズも3作目になると、こなれてきて読み易くなりますね^^ この巻の話はどれも面白かったです。表題作の「水郷から来た女」が一番好きです。 

  • 御宿かわせみ3冊目。
    この作家さんは軽い文章で読みやすいのだけれど何となく物足りなさも感じてしまう。でも様々な事件が江戸と言う時代、街を背景にして起こるので『次はどんな事件なのだろう』と思い、結局読んでいます。

    『秋の七福神』の季節外れの七福神詣や『江戸の初春』の猿廻しはそれらが盗賊の手口なるあたりがその当時ならではで面白かったです。
    ただ、るいが何かある毎に悋気をするのがやや食傷気味。

  • 御宿かわせみシリーズ3巻。梅雨の晴れ間の午下り、両替商のひとり息子が身代金目的に誘拐される。極秘で厳重な見張りをつけ、母親は三百両を持参するが、無残にも全員殺されてしまう。八丁堀は血眼になるが、誘拐事件はつぎつぎに起こる。いっぽう「かわせみ」には愛らしい女剣士が東吾に伴われて現れた。東吾への好意をめいっぱいに表現する若い女性に、るいの胸は騒ぐ……「水郷から来た女」をはじめ、読切九篇を収めた捕物帳。

  • 「女がひとり」が悲しかった。
    悪い人じゃないんだろうが、
    愚かな人だと思った。
    欲が深いとか情が深いとかではなく、
    ただただ愚かなのだと思った。

  • 御宿かわせみシリーズ。第3巻。湯の宿・桐の花散る・水郷から来た女・風鈴が切れた・女がひとり・夏の夜ばなし・女主人殺人事件。
    嘉助の元同僚の苦難を救うべくかわせみご一行が箱根へ出向く「湯の宿」、桐の木の元から消えた幼女とその子を探し続ける親の年月がとても長い「桐の花散る」、子供が身代金目的で誘拐される事件が続く「水郷から来た女」、目が見えない女と風鈴が暴く殺人事件の「風鈴が切れた」、小悪党を懲らしめる粋な妖怪とあっぱれなラストの「夏の夜ばなし」など。
    人情に訴えるものもあれば、トリック系や類似の事件が重なっただけの複雑系など、メリハリがある。犯人が男か女か、事件が頭脳系か荒っぽい系か、色んなバリエーションが楽しめるのを認識させられる。

  • 0602

  • O 3 御宿かわせみ
    秋の七福神 おおだなばかりを狙う盗賊。大した裏はない。
    江戸の新春
    湯の宿
    桐の花散る
    水郷から来た女 東吾の剣筋は磐音らしい。なにげに小太刀を振るう機会が多いるい。
    風鈴が切れた 盲目の按摩と風鈴
    女がひとり 女一人と男二人
    夏の夜ばなし
    女主人殺人事件 事件らしい事件

  • 『御宿かわせみ』第3弾。

  • ・秋の七福神
    ・江戸の初春
    ・湯の宿
    ・桐の花散る
    ・水郷から来た女
    ・風鈴が切れた
    ・女がひとり
    ・夏の夜ばなし
    ・女主人殺人事件

  • 20110312 今回は比較的探偵小説っぽく感じた。長いシリーズ色々愉しめる。

  • 江戸モノ好きですと言ったら、友人が最近の軽い江戸モノをこれでもかこれでもかと貸してくれたが、ゴメンナサイだった。どうにも江戸に居るキブンになれないんだよ。
    同じ軽いったって、せめて平岩級は欲しいとこ。

    それにしても、次章へ移るラスト一行が、「青蚊帳の中には、夜の仕度ができている」… きゃー
    これが読みたくて巻を進めてる感じだな(笑)

  • 同パターンの連続で飽きるのだけど、まあそれが味のシリーズだから、しょうがない。特に期待もしないで、息抜きに読むのが一番いい。

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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