新装版 御宿かわせみ (5) 幽霊殺し(文春文庫) (文春文庫 ひ 1-86 御宿かわせみ 5)
- 文藝春秋 (2004年9月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167168858
感想・レビュー・書評
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<目次>
略
<内容>
手練れの作家の5冊目。相変わらず殺人に巻き込まれる東吾たちだが、ついにはるいも襲われる。しかも犯人はるいの亡き父への恨み。また源三郎の恋仲と思われた尼僧が殺人犯という事件もあった(恋仲ではなく怪しいと思っていたらしいが)。東吾の道場での師範代の仕事は、徐々に江戸の外の方へ(狸穴町とか)。サクサク読めて面白いね!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
源三郎の恋、切ない。
最終話のさらわれた子どもを利用した押し込み強盗の話も心に残る。
まだ夫婦になる前のるいと東吾の関係も応援したくなる。シリーズをひとつひとつ読んでいく楽しみがあるのは嬉しい。 -
「奥女中の死」の中の"永代橋からみる大川は、男が二人で歩くには惜しいような朧月夜であった。"この一文がすごい好き
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律儀で人のいい有能な定廻りの旦那、畝源三郎には、ぜひ幸せになってほしい。
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今回は男女の機微に触れる話題が多く感慨深かった。
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またしても源さんが悲しいことに。
(「源三郎の恋」)
早くかみさん世話してやらんとな、とか
口だけで言ってないで、
本当に早く何とかしてください、東吾さん。 -
5
るい、折角八丁堀を出て新たな人生を歩き出したのに焼き餅焼きのすぐ泣く弱い女になっているのが残念。新八よりは東吾の方が高感度いいけどねぇ。畝さんは同心大久保の役回りか。いつも事件に巻き込まれるるいが今度はるい目的でさらわれる。 -
『御宿かわせみ』シリーズ第5弾。
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御宿かわせみシリーズ 新装版 第5段