新装版 御宿かわせみ (6) 狐の嫁入り (文春文庫) (文春文庫 ひ 1-88 御宿かわせみ 6)

著者 : 平岩弓枝

• 文藝春秋 (2004年10月8日発売)

感想・レビュー・書評

[ゾウガメさんの感想 · 2022年1月29日]

最近の東吾はますます妬けるなぁ
本当にあんまり女に優しくするんじゃないよ...

[スリーピージーンさんの感想 · 2021年12月27日]

このシリーズは読んだことがあるけれど、登場人物を思い出すのに時間がかかった。どの短編も似たり寄ったりかな。スリの話はちょっとよかった。終わり方も紋切り型。ファンが固定してるのだろう。

[tokobeさんの感想 · 2019年5月12日]

親子の情を描いた話にはぐっとくる。

[しんきたさんの感想 · 2016年5月4日]

今回は親子・兄弟の情愛が興味深くえがかれてました。

[kutukutuさんの感想 · 2016年3月18日]

かわせみシリーズ三冊目。
ちょっと勢いがおちたかな、と思いつつも、表題作｢狐の嫁入り｣や｢梅一輪｣は一風変わってて面白い。悲しい中にも心が温まる話が多かったように思う。

[さらさんの感想 · 2015年8月3日]

前まではイヤだなぁと思っていたるいの東吾への媚び、いえ、媚びというのとは違うのかもしれませんが、そのるいの女心に共感出来なかったのですが、本作では気にならなくなりました。シリーズものだから慣れたのかもしれません。
『梅一輪』『狐の嫁入り』が良かったです。東吾がもてもてで、るいが焼きもちをやく、という図式も型になってきましたね。『子はかすがい』で東吾の兄嫁に赤ちゃんが…、という話は結局、勘違いということで良いのかしら^^;

[kazuさんの感想 · 2014年3月7日]

御宿かわせみシリーズ６巻、「狐の嫁入り」「師走の月」「迎春忍川」「梅一輪」「千鳥が啼いた」「子はかすがい」６篇。表題作『狐の嫁入り』本所で“狐の嫁入り”騒ぎが頻々と起きていた、花嫁行列の駕篭が宙に浮いて、青白い狐火が飛ぶのだとか、狐の面をかぶった行列が突如消え失せるとか…奉行所に旗本より苦情がきて捨ててはおけぬと、同心・畝源三郎と東吾が真相究明に乗り出した。かわせみの女主人・るいも一役買って…果たしてその真相は？。東吾の兄吟味方与力神林通之進の見事なお裁きで解決。

[葉明さんの感想 · 2012年12月29日]

さくさく読了。

[ミキさんの感想 · 2012年11月11日]

御宿かわせみシリーズ。第6巻。師走の月・迎春忍川・梅一輪・千鳥が啼いた・狐の嫁入り・子はかすがい。他人の立場に立てない人間が引き起こす悲劇が切ない「師走の月」、美女が企む悪事とほいほい転がされる男が空恐ろしい「迎春忍川」、女スリの女心がラストのオチに面白い「梅一輪」、お奉行のお裁きと役者たちの腕が見事な「狐の嫁入り」など。まだまだ七重とるいと東吾の関係がアンバランスで、やじろべえ的なハラハラ感がある。

[syosanさんの感想 · 2012年6月15日]

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』（たがねし）で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版　はやぶさ新八御用帳（十）　幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」