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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784167169145
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子供の目線で描かれた東京の下町の風景は、正月や夏祭り、中小企業、戦争の影を通じて、日常の中に潜む様々な物語を伝えています。著者の独特な視点によって、過去の記憶や懐かしさが呼び起こされ、読者は自身の経験...
感想・レビュー・書評
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「吉村昭」のエッセイ集『東京の下町』を読みました。
「吉村昭」作品は昨年8月に読んだ『大本営が震えた日』以来なので、ほぼ1年振りですね。
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時・昭和の初め、所・日暮里。
著者を温かく育んでくれた大都会のなかのなつかしいふるさと。
その思い出の数々を愛惜の念をこめて。
夏祭り、映画館、火事、物売り、正月、演芸、大相撲、さまざまな食物、町の事件あれこれ…。
昭和2年生れの著者が幼少年期を過した、大都会の中のなつかしいふるさと、日暮里。
そこで紡いだ想い出の数々を愛惜の念をこめて綴ると共に、戦前の庶民の生活を生き生きと描き出した好エッセイ。
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「吉村昭」が幼少年期を過した日暮里での生活… 戦前の庶民の生活を描いたエッセイです、、、
著者の生い立ちを知る編集者から勧められ、1983年(昭和58年)9月から1985年(昭和60年)2月にかけて『オ-ル讀物』に18回にわたって連載された作品だそうです… 当時の生活や町の様子が活き活きと描き出されていましたね。
■其ノ一 夏祭り
■其ノ二 黒ヒョウ事件
■其ノ三 町の映画館
■其ノ四 火事
■其ノ五 物売り
■其ノ六 町の正月
■其ノ七 町の小説家
■其ノ八 不衛生な町、そして清掃
■其ノ九 演芸・大相撲
■其ノ十 食物あれこれ
■其ノ十一 町の出来事
■其ノ十二 ベイゴマ・凧その他
■其ノ十三 白い御飯
■其ノ十四 台所・風呂
■其ノ十五 説教強盗その他
■其ノ十六 曲りくねった道
■其ノ十七 捕物とお巡さん
■其ノ十八 戦前の面影をたずねて
■文庫版のためのあとがき
「吉村昭」は1927年(昭和2年)に日暮里町谷中本(現東日暮里6丁目、日暮里図書館の近く)に9男1女の8男として生まれ、父親は製綿工場を経営しており、当時としては裕福な家庭であったようです、、、
私たちの父母や祖父母の時代なのですが、私の生まれ育った山村では、文明の利器が届くのが遅かったこともあり、近所の雑木林や畑での虫取りや、庭や家屋に迷い込んでくる蛍、台所のぶら下げてあった蠅取り紙等々… 読んでいると懐かしい情景が蘇ってきましたね。
さすがに遊びでベーゴマ、メンコはやってないけど、凧揚げやビー玉遊びはやっていましたもんね… そして、過去を美化して「昔はよかった」的な感傷に溺れることはなく、『其ノ八 不衛生な町、そして清掃』に代表されるように「悪いところだってあった」ときっぱり書いていることに共感できました、、、
当時の文化や庶民の生活を身近に感じることができたし、愉しく読めた作品でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
正月、夏祭り、中小企業、歩み寄る戦争など、著者が子供の目線で見ていた目線で、東京の下町の風景を描いたエッセイであり、生活記録。
著者と私は、40歳以上離れているにも関わらず、著者が見ていた風景に懐かしさを感じるのは、きっと、著者の創作力の素晴らしさなのだろう。 -
P230
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2012.3.4(日)¥300。
2012.5.31(木)。
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