孤独な噴水 (文春文庫 よ-1-29)

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  • 文藝春秋 (1996年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167169299

みんなの感想まとめ

物語は、フィクションでありながらも、徹底したリサーチに基づいたリアリティを感じさせる作品です。著者の初の長編として、その新たな一面を楽しむことができ、特にドキュメンタリーのような雰囲気が印象的です。読...

感想・レビュー・書評

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  • 最初の長編ということでしたが、吉村昭の作品を後期から読んでいるものとしては「こういう作品も書くんだ」という感想でした。
    全くのフィクションなのに、とことん調べ上げたドキュメンタリーのような雰囲気がどこか漂います。
    読後、やっぱりこの人に失敗はないな、という感想です。

  • 若いボクサーのどうしようもなく不幸な話。
    三河島のガード下あたりが舞台のようだ。

  • 格闘技本は、わりと読んでるつもりです。
    百田尚樹さんの『Box!』より、10倍おもしろかった。

  • 玩具工場で働きながらボクシングの世界へとのめり込んでいく若い工員の日常と、彼に襲いかかるどうしようもない不幸を冷ややかに描いた、吉村昭の初長編。ザ・鬱展開って感じの話運びだったけど、やっぱりこの人の構築する日本語はかっこいい。冷徹だけれど、どこかに静かな熱意があるっていうのが、ボクシングっていう競技とマッチしてて、読んでいてとても迫力があった。久美子さん(´・ω・)カワイソス

  • 2011.4.14(木)¥136。
    昭和39年37歳初の長篇。
    2011.4.19(火)。

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著者プロフィール

一九二七(昭和二)年、東京・日暮里生まれ。学習院大学中退。五八年、短篇集『青い骨』を自費出版。六六年、『星への旅』で太宰治賞を受賞、本格的な作家活動に入る。七三年『戦艦武蔵』『関東大震災』で菊池寛賞、七九年『ふぉん・しいほるとの娘』で吉川英治文学賞、八四年『破獄』で読売文学賞を受賞。二〇〇六(平成一八)年没。そのほかの作品に『高熱隧道』『桜田門外ノ変』『黒船』『私の文学漂流』などがある。

「2021年 『花火 吉村昭後期短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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