ぼくが狼だった頃 さかさま童話史 (文春文庫 て-1-2)

  • 文藝春秋 (1982年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784167173029

みんなの感想まとめ

独自の視点から名作童話を大胆に再解釈し、現代における「良い子」を量産する文化への鋭い批評を展開しています。著者は、寺山修司のユニークなリライトを通じて、伝統的な物語の中に潜むいかがわしさや矛盾を浮き彫...

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で。
    少し前に読んだものの登録を忘れておりました。
    読者に続きを公募するって…今もやってる人居るなぁ~と思ったりしました。
    親指姫の続きはちょっと面白かったかも。

  • 「(大人にとって都合の)良い子」を量産せんとする陰謀の片棒を担がされている、名作童話たちへの復讐。誰が道徳的な読み方なんぞをしてやるものかよ、とばかりに、寺山修司が斬って斬って斬りまくる。

    「はだかの王様」は露出狂だし、「ピノキオ」は存在自体がポルノだし、「赤ずきん」はニンフォマニアだし、「長靴をはいた猫」の小賢しさは信用できないし、「母をたずねて三千里」のマルコは全然自立してないし……。

    いかがわしさに満ち溢れた寺山流解釈や寺山流リライトに恍惚となって本書を読み耽った学生時代。懐かしい。ちょっと恥ずかしい。

    でもやっぱり、博識でチョイ悪でしかも男前な寺山兄貴は、30過ぎた今でも憧れ。高橋彰子氏が解説で書いておられる「私の知っている寺山修司さんのコト」が素敵すぎる。

  • 本気でおもしろくてびっくりした。ラプンツェルと青髭の書き換えやって脚本にしてみたい。あと、方法的懐疑をするんだけどどうしても否定できない話とか書きたい。
    (2011.06.08)

  • 表紙が見つからん(笑)。さすがにここまでくるとなんだかなーであるが、修司先生が童話にツッコミを入れている。それがそのまま、先生の恵まれぬ少年時代を投射しているようで悲しい。虚言壁があると言われた修司には童話が特別に映ったのかも。まぁカワユす。

  • なかなかウィットと言って良いのか、パンチが効いていると言って良いのか。
    でも好きです、こんなの。

  • 2010/5/9購入

  • 280
    はだかの王様は露出狂で、ピノキオはポルノ童話で、赤ずきんはニンフォマニアだ――「大人になったら、名作童話に復讐してやりたい」という著者が、世界の名作のうそをあばき、抱腹絶倒のうちに、「詩と真実」を見出す。女学生だけでなく、全大人も必読のユニークな「新イソップ物語」いわゆる「大人の童話」。

  • ひねくれ者ーと言いたくなる。でも言いくるめられる。すごいな寺山修司。てゆうかそれくらいふてぶてしくなきゃ人間つまらないですよね。

  • 青い鳥の解釈に同意。当てはめて創られる童話は大人向けです

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著者プロフィール

寺山 修司(てらやま・しゅうじ):1935-83年、青森県弘前市生まれ。早稲田大教育学部に入学(後に中退)。歌人・劇作家、評論家など多岐のおよび活動。劇団「天井桟敷」を主宰。著書に『家出のすすめ』『書を捨てよ、町へ出よう』など。

「2025年 『街に戦場あり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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