竹下派死闘の七十日 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2000年11月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167174026

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プレミアム

みんなの感想まとめ

政治を究極の権力闘争と捉え、著者が描くのは自民党竹下派の分裂抗争劇であり、その緊迫した様子が迫真のタッチで表現されています。政治家たちのエピソードが随所に挟まれ、読者を引き込む魅力を持っています。特に...

感想・レビュー・書評

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  • 自民党分裂抗争劇を迫真のタッチで描き出した政治ノンフィクションの白眉。竹下死去にいたるまでの最新情報を増補加筆した決定版。(親本は1995年、2000年文庫化)
    ・プロローグ
    ・第一章 5億円事件の真実
    ・第二章 揺れ続けた金丸
    ・第三章 対決
    ・第四章 経世会分裂前夜
    ・第五章 雌雄決するとき
    ・第六章 小沢包囲網
    ・第七章 「竹下派七奉行時代」
    ・エピローグ
    ・あとがき
    ・文庫版のためのあとがき

    鉄の団結を誇った竹下派がいかに分裂していったのか。興味深く読んだ。本書では2000年の6月までしか触れられていないが、その後の小沢一郎の凋落ぶりを考えると興味深いものがある。(一時は民主党の首脳として力を振るったことを考えると隆盛を極めた結果、没落したといった方が正確か)
    読み進めると、本書執筆時点には既に小沢一郎の欠点が露となっている事がわかる。歴史の証言と言うにはまだ生々しいが、ジャーナリストがみた記録として貴重である。

  • 佐川急便事件によって金丸信が竹下派会長を辞任したことを受け、竹下派は会長代行・小沢一郎のグループと小渕・橋本・梶山らの反小沢グループに分裂する。反小沢側の後ろ盾であった竹下登の巧みな多数派工作は竹下氏の凄みを感じさせる。佐川急便事件対応をめぐる小沢・梶山の対立は示唆に富むものだが、結局事態の真相に本書なりの回答があるかというと微妙。

  • 4167174022 297p 2000・11・10 1刷

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著者プロフィール

(たざき・しろう)
1950年、福井県坂井郡三国町(現坂井市三国町)生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。73年4月、時事通信社入社。経済部、浦和支局を経て79年から政治部。82年4月から自民党田中派を担当。政治取材は35年に及び、現在も自民党はじめ民主党、公明党、維新の党、みんなの党などを幅広く取材。同社編集局次長、解説委員長などを経て現在、解説委員。著書に『経世会 死闘の七十日』(講談社、ペンネーム大家清二)があり、同書は『竹下派 死闘の七十日』と改題、加筆の上、文春文庫から実名で出版。ほかに『梶山静六 死に顔に笑みをたたえて』(講談社)、『政治家失格 なぜ日本の政治はダメなのか』(文春新書)。民放の報道・情報番組に多数出演。

「2014年 『安倍官邸の正体』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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