池袋ウエストゲートパーク (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 9201
レビュー : 1085
  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167174033

感想・レビュー・書評

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  • ドラマのイメージが強烈だけど、思いの外アレンジされていたんだな。
    元祖は短編連作。マコト目線の等身大で軽い語り口が、さらっと読みやすい。眼に映る情景や心情描写の比喩なんかが、キャラクターにしてはセンチメンタルというか甘過ぎるようなきもしたけど、回を追う毎にクラシックに精通するマコトの趣味からすると妥当なのかしら?作者さんの色かしら?
    『池袋ウエストゲートパーク』ドラマの主軸になったヒカルとリカの物語。
    『エキサイタブルボーイ』ヤクザになった同級生・サルと、引きこもりになった同級生・和範との再会。
    『オアシスの恋人』風俗嬢になった同級生・千秋のため売人を陥れるシュンと愉快な仲間たち。
    『サンシャイン通り内戦』マコトの初恋、ボーイズ新勢力の台頭、池袋警察新署長赴任、ヤクザの暗躍。赤と青の対立に心を痛めるマコトの忙しい春。

  • 本当にこういう世界ってあるのかな~?という到底現実からはかけ離れた池袋の不良グループのお話し。

    話し一つ一つは一応推理小説っぽくはなっているのだけど、ワクワクするような謎は無く、こういった不良の世界に憧れる人向けの話しなのかな~と言う感じがしました。

  • 石田衣良も読まず嫌いというか読んで好きじゃなかった作家だったけれど、また読んでみた。

    池袋ウエストゲートパーク のシリーズは単行本が高校のころ流行っていた。
    自分は読まなかったけれど、借りていた人たちは高校生でこれを読んでいたのか…。
    あらすじに書いてあるけれど、暴力とかセ……とか出て来るのは今でも苦手、嫌い。

    表題作の1話目は、世界観というか時代設定、舞台についていけなかったけれど、2、3話目からは引きこまれてしまった。
    GボーイズのGが「ギャング」で未成年が何粋がってるのというのが最初の感想…。

    死人が出たりと重い内容だけれど、終わり方がどれも爽やか。
    読後感が意外にいいので、いい話だったと勘違いしてしまいそう。
    でも読み終わったら何も残らない…。
    というか内容を覚えていない。

    登場人物たちは全くのフィクションなのか、昔は子供たちが夜な夜な街をうろついていたのか…。
    実は今もそうなのか…。
    そのあたりがいまいちよく分らなかった。

    主人公がかっこいいというか、いいとこどりで、まさにヒーロー。
    主人公なら普通に真っ当な仕事にも就けそうだけれど、実家の手伝いで取り敢えず稼げるというのは楽そう。

    お付き合いはしたくないけれど、客観的に見ると面白い人々だった。
    引きこもりの子が出て来れたのがよかった。
    シリーズが結構あるらしい。

  • BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー「ブックサロン」で登場。
    http://harajukubookcafe.com/archives/479

    ゲスト石田衣良さんの代表作。
    ー場所を池袋にされたのはなぜなのでしょうか
    「いや本当にたまたまなんですよ。そのころ大沢さんが新宿鮫を書いていらして、渋谷は渋谷のJ文学というのが書かれていて。もう残ってるのは池袋くらいしかないなあと思って選びました。」(石田衣良さん)

    原宿ブックカフェ公式サイト
    http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
    http://nestle.jp/entertain/bookcafe/

  • 青春活劇!って感じ。日本社会の裏の問題が満載で、ただのエンターテイメントに終わってないところがいい。オタクが活躍したり。恋もあり。

  • コミック感覚。箸休めによい。キャラ設定がすばらしい。
    ラジオ悪くない。
    やはり初期のIWGPはキレがいい。

  • [2014.11.07]<再読>

  • 著者の本を初めて読んだが、ここまで情景や人の感情の機微を、様々な言葉で表現できるのかと感心した。

    ストーリーも、非常に面白かったです。

  • ストリートにグイグイ引き込まれて、気付いたら読み終わってた。
    果物屋の手伝いをしている息子がストリートで一目置かれてることや、色々な問題を解決していく設定もおもしろい。
    頭を使わずサラッと読め、面白いのでオススメです。

  • シリーズ新作とスピンオフでキングのお話が出たのに滾ったので、本棚ひっくり返してシリーズ1作目から再読。
    初めて読んだのは随分前なので、内容わりと忘れてて新鮮だったり、覚えてるとこもあって懐かしかったりで楽しく読めた。
    ドラマも最近見返して、1作目の内容は全部やってるからそれと比べても面白い。ドラマと小説どっちも好きだな。
    そしてやっぱり面白いなー

    ぐいぐいと読ませるよね。マコトから話を聞かせて貰っているような感じがするからかな。
    物語はいつだって吸引力があるんだなって思う。

    そして個人的にはタカシがとても好きなので、やっぱり「サンシャイン通り内戦」がぐっとくるのだけど、「池袋ウエストゲートパーク」でマコトの語り口に挙がるとこから既に魅力的だなー
    他の人たちだってそうなんだけど。マコトの目を通して語られる人たちはみんな鮮やかに想像できる。そこもこのシリーズの魅力なんだろうなぁ。

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著者プロフィール

石田 衣良(いしだ いら)
1960年東京生まれの小説家。フリーター、広告代理店でのコピーライターを経て、36歳のときに一発祈念して執筆活動を開始。
1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞、2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞、2013年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。
多くの作品がドラマ・映画化されている。代表作に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「下北サンデーズ」、映画「アキハバラ@DEEP」、「娼年」。
2015年にウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊するなど、メディアをまたにかけて活躍を続けている。

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