うつくしい子ども (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 5593
レビュー : 718
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167174057

感想・レビュー・書評

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  • 重いテーマなんだけどさくさく読めた。
    ひとりの少年の成長と、自分の力の及ばないことに立ち向かう強さ。
    石田衣良、こういう作風が好きだなぁ。

  • 最初微妙かと思ったけどめっちゃ面白い
    お兄ちゃんあたまよすぎる

  • ドブにゴミを捨てるような正義。犯罪者の人権について考えさせられた。

  • もう読まないけど衝撃だった

  • 13歳の犯罪者を持つ兄を中心とした物語。
    主人公ジャガは美形でも秀才でもないが、優しい心を持ち、友達にも恵まれ、賢い人物だと感じた。

    加害者と被害者。もちろん悪いのは絶対に加害者であるが、両者のにはほんの少しの違いしかないのかもしれない。どちらも同じ人間なのだ。

    夜の王子の最後は納得いかない気持ちもあるが、結末としてはきちんと纏められている。

  • 1997年に起きたあの神戸の児童連続殺傷事件を彷彿とさせるニュータウンでの大事件、それをベースとして加害者の兄がどのように成長して行ったかを丁寧に描いた佳作だと思います。

    綺麗事かもしれないけど、最後はちゃんと一つの結末が用意されていて安心して読めます。

  • 13歳の弟カズシが殺人事件を起こした・・・
    主人公はカズシの兄 ニックネームはジャガ。
    ジャガの由来は もちろんニキビ面。
    ジャガは母親いわく「うつくしい子ども」のカズシとカズシが殺した少女と同学年の妹と父親の平凡な5人家族。
    弟の殺人により、両親の離婚、学校でのいじめ、マスコミの過剰反応。
    事件の当事者よりもまわりの人間が一番、過酷な状況に追い込まれる。状況描写や心理がわかりやすく読みやすいです。

    弟がなぜ殺人に至ったのか・・謎を調べるジャガ。ジャガは物語が進むにつれ、真の友情、世間の厳しさをどんどん吸収し、ラストはかなり成長。友達の存在っていうのは 最大の勇気・生きる喜びになるんだなぁ・・
    「うつくしい子ども」っていうのは決して 外見だけではない。ジャガは見た目が悪いが 美しい。

  • 初めて読んだ石田衣良の作品。
    これきっかけで他も読んでみたいと思った。

  • 殺人犯として逮捕された弟の兄が、弟と事件の詳細に迫るお話。作中に登場する男の子の創作小説『夜の王子』が印象的。ガラスで出来た星に住む王子さまがどんな子供か、最初に気付けたのはジャガだった。

  • 再読。
    文庫本で出てすぐ買って読んだんだけど、内容をかなり忘れていた。
    こんなに衝撃的な話だったのに…。

    主人公のミキオの心がうつくしく、途中何度か泣いてしまった。
    私には無理だ。彼はとても強い。

    仲間もいて、相談できる大人もいて、だから悲惨な話なのだけどそれが救いで、読んでいて辛いけど落ち着いて読めました。

    最後の事件解決法は、賛否両論なんだろうな。
    後味がいいものではないし、完全には納得できないところもあるけれど、でも、もう一度読んで良かったです。

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著者プロフィール

石田 衣良(いしだ いら)
1960年東京生まれの小説家。フリーター、広告代理店でのコピーライターを経て、36歳のときに一発祈念して執筆活動を開始。
1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞、2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞、2013年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。
多くの作品がドラマ・映画化されている。代表作に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「下北サンデーズ」、映画「アキハバラ@DEEP」、「娼年」。
2015年にウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊するなど、メディアをまたにかけて活躍を続けている。

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