電子の星 池袋ウエストゲートパークIV (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2005年9月2日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784167174095

みんなの感想まとめ

テーマは、リアルで残酷な現実と人間ドラマが織り交ぜられた物語で、読者に懐かしさと驚きをもたらします。主人公マコトは、様々な問題に自ら飛び込んで解決に挑む姿が描かれ、特に遠方からの依頼人とのエピソードで...

感想・レビュー・書評

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  • 懐かしいぐらいの感覚で読んだが、妙に残酷でリアルな描写もあって驚いた。
    iモードという言葉に驚愕。
    自分はぬくぬくと生きていたが、あのころ自分が知らなかっただけで、似たようなことは起きてたのかもしれないなと思うと、絶対的な安全はどこにあるのだろうと、思った。

  • 来ましたIWGP

    今回はグロ系がありますので、苦手な方は読まない方が良いかも。

    マコトは相変わらず問題を引き込むというか自ら飛び込んでいくというか。
    今回に至っては、山形から遠路はるばるやってきた依頼人の問題を解決するという。

    これだけ色々あれば大変だろうけど、人生に飽きないだろうなと少し羨ましかったり。

  • 今回の4編の中では、
    ワルツフォーベビーが1番好きだったかな?

    マコトのお節介?が目立つけど笑

    それでもそのおかげで、正しい真実が
    分かって、ハッピーになれたと思う。

    上野のギャングがアポロ
    夜を守るの川瀬繁も通称アポロ。
    繋がりはないよねー?笑

  • 表題の「電子の星」は、過激な描写が多く、重い内容なので気鬱になった。
    事件を通じて、テルが勇気ある立派な負け犬に成長したことだけが救いかな、、

  • この本きっかけにIWG読み出した

  • この作品で石田衣良さんを好きになりました。

  • ブクロサイコー。

  • マコトの右フックと、
    タカシの、「仕事が必要だな」という言葉が
    印象に残りました。
    電子の星は、格差社会のお話。

  • この回も面白かったです。
    かなりグロい描写もあったけど、、そういうのもけっこう好きだったりして・・。
    なんといっても、このテンポ、リズム感が最高です。
    マコちゃん、かっこよすぎーーー!!!

  • 都会の子って、こんなにもたくましいのかと、思った。

    時計のネジを倍以上まわしても、
    この人たちが体感している速度を近寄せることはできないと思った。

    これの続編を、(まだ読んでないので)はやく読みたいです。

  • マコトの活動範囲は池袋だけじゃ狭すぎる?!
    少年少女の頼みとあらば、上野だって浅草だって事件解決のために駆け回ります!

    なんかあらすじ紹介がどんどんと適当に…(こら
    この本は割と切断とかグロテスクな話が多くて読み進めるのに苦労しました。
    いくら麻酔したって痛いものは痛いんです笑
    最近、マコトのおとり役、増えてませんか?
    電子の星が怖かった><


  • やっと予約していた4巻が来ました!
    今更ながらIWGPブームです。
    もうこの面白さは安定してますね。
    今回はわりと外部からの事件(依頼?)と悲しいお話が多かった気がします。


    *東口ラーメン
    *ラインワルツフォーベビー
    *黒いフードの夜
    *電子の星


    一番心に残ったのはラインワルツフォーベビー。
    もう最後のほうは号泣でした。
    南条のオヤジが切なくて切なくて…マコトの言葉でさらに泣けました。

    東口ラーメンはGボーイズを卒業したツインタワーが主役のお話。
    すごくラーメンが食べたくなりました。
    死人が出ないし、こういう作品好き。
    あずみの様な人がいると思うと悲しくなりました。
    子供は全く悪くないのにね…。
    最後はすごくいい終わり方でした。

    黒いフードの夜はビルマ人の少年のお話。
    これも切なかったな…。
    日本人でごく普通の家庭に生まれた自分がいかに幸せか心が痛むほど感じました。
    欲しいものがあるから体を売るのではなく、家族全員が生活していくために体を売る。
    しかも男の子が日本人の変体男に。
    んー考えさせられるお話でした。

    表題作である電子の星。
    地方出身の負け犬のお話です。
    これはただただグロイ。
    本当にグロイ。
    IWGPは本当に好きなお話だけどこれだけは2回読めません。
    過激すぎるSM。
    もう理解できませんでした。
    表現がリアルすぎて過激なシーンはパラパラとしか読めませんでした。
    ただこのお話は4巻で唯一マコト・タカシ・サルが勢ぞろい!
    この3人が団結すれば無敵です!

    どの話でも共通していることはキングがかっこよすぎること!
    マコトみたくになりたいとか弱音も吐いてたけど、そんなところも好きです。
    そのあとのマコトの返しも最高!

    5巻も早く読みたいと思います!


    おれは思うのだけど、この皮肉な世界をつくったどこかの神様だって、もしかしたらすごく善良でいいやつなのかもしれない。空のうえから哀れなおれたちを見おろして、きっとため息をついていることだろう。
    善き意思から生まれた失敗作。でも大傑作より失敗作のほうがロマンチックな感じでいいよな。おれはそっちのほうが積極的に好きだ。


  • 皆様ご存じの、池袋ウエストゲートパークです。

    今までご縁がなかったのですが、なぜかこの4巻から手を出しました。

    池袋育ちの、19歳のマコトが主人公です。

    池袋に起こる、様々なトラブルを解決していきます。

    解決方法が、今っぽい。

    Gボーイズって名前のギャングを使ってみたり。

    デニィーズで生活してる全身ピアスだらけの電脳マニアに頼ってみたり。

    はたまた同級生のヤクザの下っ端頼ってみたり。

    中学生のビルマ人をウリから救ってみたり。

    と、まぁ、俺の知らない世界が盛りだくさん。

    全4話収録されてます。

    表題作の『電子の星』が一番よかったな。グロイけど。

    シリーズを1巻から、読みみすすめていこうと思います。

    遅れてきたブームにワクワクしている今日この頃。

  • いつもの池袋が舞台の短編が5本。

    ラーメンが題材であったり、アメ横だったり、SMクラブであったりと、幅広いねたを持っているこの作者。
    池袋がうんぬんというよりも、この作者がおそらく取材下であろう世の中をあらゆる側面から見せてくれる。

    さらに、まことが聞くクラシック音楽について、あとがきで作曲家が言及している内容も要チェック。

  •  IWGPなので大丈夫だと思いながら、表題作のグロ描写にビビりながら駆け足で読了。マコトは勇敢というか無謀というか。終わり方はカッコ良かったけれど、1歩間違えれば腕なくなるどころじゃない。1話目が何かの間違いで収録されたかと思うほど平和な内容だったが、サヤーの話も上野ギャングのヘッドの話も胸が痛い内容ばかり。ジャズタクシー運転手・南条さんがよくできた人で、この結末は可哀想過ぎる。テルとキイチのような地方の若者の実態は到底信じがたいが、少なくとも現状では改善されていると思いたい。

  • 池袋ウエストゲートパークの4作目。
    「東口ラーメンライン」ではキングの側近だった双子の心温まるお話。
    「ワルツ・フォー・ベビー」は良かった。漢気と女気がある。
    作品タイトルの「電子の星」はいつものようにマコトをサルくんやタカシが助けてくれる。
    本章でマコトが『ほんとうにこの役はたいへん。舞台にはでずっぱり。でも、おれは別な誰かになんてなりたくなかった。 なあ、あんたの人生だってそうだろう?』と読者に問うシーンは本当に良かった。 僕はマコトに救われているのかもしれない。
    飽きがこないので次も池袋を読みます。

  • 振り返り読みです。

    東口ラーメンライン
    元Gボーイズメンバーの店に嫌がらせをする敵対店舗を撃退する話。
    ストーリーの中で、東口の外れにあったラーメン屋(無敵家、ばんから、光麺(光麺は既に閉店済み))も出てきて、親近感が湧きました。
    ドラマのスープの回とはほとんど内容は異なっているので、少し新鮮な感覚で読めました。

    ワルツ・フォー・ベイビー
    これはアニメでもそのまま放送された話。
    自分の息子が亡くなった事件の真相が、かつての息子の恋人によるものであり、最後にその真相を本人から明かされる少しナイーブな話。
    最後はすべてを受け入れた親父さんの優しさにほっこり。

    黒いフードの夜
    海外からやってきた売春少年とその家族(父親)を組織から救う話。
    この話は、今は裏社会に潜んでいるけど、今後公に広がって来る社会問題ではないかと思いました。
    先々のI.W.G.Pの話にもあるように、在日外国人に関わる問題の始まりのようにも感じました。

    電子の星
    最後の話は、話中の描写がリアルでグロテスクだったので、10数年ぶりに読みましたがはっきりと覚えていました。
    最後はいつものメンバーでアンダーグラウンドな池袋の闇を暴いていましたが、本シリーズらしさがあるといえばあったのでは?と思える話でした。(少し尻すぼみ感はありましたが・・・)

  • ラーメンの話から始まって人体損壊の話で終わる本ってなかなか無い。
    扱っている話題は暗くて粘性のあるものばかりだけど、それでもコミック感覚で読めるのがこのシリーズのいい所。とはいえ、最後の電子の星の重さはそれでは片付けられない程度だった。まだ負けてもいない奴は負け犬以下だっていうの、とても良い。

  • 電子の星が重すぎてそれ以外の話の感想を書く気にならない…IWGP史上1番重かった…そろそろ誠が死なないか心配になってくる

  • ラーメンラインが特に好きだ。ラーメン普段食べないけど文章のラーメンはおいしく食べられる。
    話がこなれてきて第一巻の勢いはないけど、安定感のある展開で良かった。四話目は少しグロかった…。
    レギュラーキャラもたくさん出てきて楽しい。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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