電子の星 池袋ウエストゲートパークIV (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 4405
レビュー : 320
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167174095

感想・レビュー・書評

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  • この作品で石田衣良さんを好きになりました。

  • マコトの右フックと、
    タカシの、「仕事が必要だな」という言葉が
    印象に残りました。
    電子の星は、格差社会のお話。

  • 皆様ご存じの、池袋ウエストゲートパークです。

    今までご縁がなかったのですが、なぜかこの4巻から手を出しました。

    池袋育ちの、19歳のマコトが主人公です。

    池袋に起こる、様々なトラブルを解決していきます。

    解決方法が、今っぽい。

    Gボーイズって名前のギャングを使ってみたり。

    デニィーズで生活してる全身ピアスだらけの電脳マニアに頼ってみたり。

    はたまた同級生のヤクザの下っ端頼ってみたり。

    中学生のビルマ人をウリから救ってみたり。

    と、まぁ、俺の知らない世界が盛りだくさん。

    全4話収録されてます。

    表題作の『電子の星』が一番よかったな。グロイけど。

    シリーズを1巻から、読みみすすめていこうと思います。

    遅れてきたブームにワクワクしている今日この頃。

  • 2008/6
    石田衣良の好評なIWGPシリーズの第4作。
    外伝と言うわけではないのだろうが、冒頭の一作目の脱力感にいい意味で虚をつかれた感を強く感じる。どんどん高いレベルのエピソードを求めている読者に対し、適度に力を抜かせてくれる作品集。ますます次回作以降に期待が高まってしまう。

  • IWGPシリーズの4作目。
    おもしろさは保証済みです。
    石田衣良自身クラシックが好きなため、よく色んな作品中に出てきます。
    その使い方が主人公の心情を表現していて、良い使い方していると思います。

  • IWGPの第4弾!<BR>最近やっと暇ができてきたので読みました。<BR>いつもどおり短編4つ。<BR><BR>『東口ラーメンライン』<BR>ラーメン、東口に確かに多いわ。読んでてラーメン食べたくなった。無敵家が登場しててちょっとうれしかった。<BR><BR>『ワルツ・フォー・ベビー』<BR>『ワルツ・フォー・デビー』という曲が物語に登場して、モチーフになってたりする。私はどういう曲か知らないんだけど。でもこの本の中では私は一番この話が好きだ。息子を通り魔に殺されたタクシードライバーに明かされる悲しい真実。<BR><BR>『黒いフードの夜』<BR>この話を読んで、日本って安全な国だな〜と思った。ミャンマーの軍事政権の拷問の話はホントに怖いっす。<BR>あとは外国人の人権って日本ではあまり考えられていないのがよくわかる。私はそれ関連のボランティアをしているのでリアルに感じた。<BR><BR>『電子の星』<BR>表題作です。たぶん『巨人の星』とかけてるのかな、この題名は。かなり残酷でグロいからこの話はちょっと好きじゃないです。あとタイトルにも「?」って思うところもあるし。<BR><BR>どの話も文体は非常にいいです。<BR>印象的な言葉がたくさんあって好き。

  • ツインタワーのラーメン屋の災難の話。
    今回は暴力はなし。ツインタワーの人間味とマコトの絡みが小気味良い。いつものメンバーも活躍して、一件落着。最後はホロっとさせられる。
    御徒町のチームの話。
    たまたま通りかかった通りのロウソクの炎から物語が始まる。マコトが興味を持って追っていくうちにとんでもない事実が暴かれて、みんなが不幸になるのかの瀬戸際で、、、いい話になる。あんたの息子だったら誇りに思うという言葉にウルっとさせられる。

  • 再読。まぁ面白い。 2018.11.30

  • リズミカルな文章がたまらなく好き。

  • 相変わらずクールで面白いのだが、表題作が胸糞悪すぎる。本当にありそうで恐い。そして池袋どんだけ20がいるのかっていう。20なんて言い方初めて聞いたけども、本当に言うのかな?
    タカシの登場回数が多いので、ファンとしては嬉しい。

  • 「池袋ウエストゲートパーク」シリーズの4作目。

    シリーズ物はある程度読み進めていくうちに飽きてくるものだが、このシリーズは相変わらず面白い。

    全体に漂う、悲しみ、虚脱感、虚無感、絶望などの負の感情が、でも、頑張って生きていけばなんとかなりそうだ、と、前向きに捉えそうな終わり方をしている所が良い。

    今回も、「黒いフードの夜」「ワルツ・フォー・ベビー」が、悲しくて涙が出るんだけど、それだけじゃない終わり方をしていてやっぱり泣ける。

    「東口ラーメンライン」はイマイチ。

    「電子の星」は一番長い話だけど、グロいのと、悲しみがあまりない(そこからの希望もない)ので、今回の4つの中では一番良くなかった。

  • ちょっと人体損壊はグロ過ぎて気分が悪くなった。ただし、全体的にスピーディーで、最後はスカッとする展開。

  • IWGPシリーズ第四弾。

    今回は割と話が重たいのが多かった。
    けど、最後はスカッとしたからまぁいいか

  • 表題作の印象が残りすぎてサーヤの話好きだったのに印象が…。SMという話のおかげでいつも以上に描写がグロかったです。怖い。。相変わらずのマコトとタカシ、サルの関係が好き。マコトの感情が大きく動いたときの残酷さは、「普通の人」の感情を代表しているように感じる。

  • 『東口ラーメンライン』Gボーイズを引退したツインタワー兄弟が経営するラーメン屋・七生を妨害する悪意。バイトの小動物少女あずみの秘密。比較的凡庸平和。
    『ワルツ・フォー・ベビー』5年前の池袋で死んだ中野のギャング長を悼む父。元嫁と幼い息子、なぞの妊婦。中野ギャングが口を閉ざす、彼の死をめぐる本当のわけ。
    『黒いフードの夜』十五歳で売春するサワーのしがらみ。マコトの下した精神的罰に、暴力よりも過酷であると評したキングの言葉は意味深。
    『電子の星』SMクラブの解体ビデオに出演した友人の弔い戦で負け犬に昇格する田舎少年。あいかわらずGボーイズの手口があざやか。

  • やっぱ面白い。
    どうもドラマのキャストが思い浮かんでしょうがないですが、それもありですかね?
    続きまた読みたいです!

  • 東口ラーメンラインがお気に入り。

  • 東口ラーメンラインがお気に入り。そこに載ってたラーメン屋だけど、玄武以外はまだ頑張ってるね。

  • [2014.11.21]<再読>

  • 激しい内容のものもあってドキドキした。

  • だいぶこの面白さに慣れてきた第四弾
    マンネリではなく、ただ面白さに慣れてきただけです
    東口ラーメンライン、ワルツ・フォー・ベイビー、黒いフードの夜、電子の星
    黒いフードの夜と電子の星は残酷で目を背けたくなるような描写もあったけど、いつの時代でも、場所でも暗い部分はたくさんある
    でもそういうのに傾きたくない。汗かいてごはんもりもり食べて健康的に生きたい。
    あと千住さんの解説が素晴らしかった。池袋ウエストゲートパークを語る上では音楽、クラシック外せないもの。今まででてきた曲を列挙して、マコトの言葉の引用、これぞ解説ですよ
    池袋3のクドカンの解説と比べてみると、本当に素晴らしさがわかります。クドカン「石田さんは乳酸菌の研究をしてる人のようで」なんてそのまんまやないか!どこが解説じゃ!(でもその例えぴったりで面白かった、、)
    と思うこともなく、興味深い内容でした。

  • 3に続き、読み始めました。
    「東口ラーメンライン」「ワルツ・フォー・ベビー」「黒いフードの夜」「電子の星」

  • 読み終わった。解体ショーは残酷な描写だった。すごく引きこまれた。黒いフードの夜の話が結構好きだった。

  • 鎬を削るラーメン競争社会に。
    知らない方がイイ真実に。
    遠い国の貧困に。
    人の腕を切り落とす、そのまさに人の欲望。

    世の中とは実に暗く、深く入り組んでる。

    でもこんな生生しくもどっぷり暗い話なのにマコトはいつも最後にサイコーにクールな熱い愛を見させてくれる。

    愛は地球を救う。
    あながち、嘘ではないかもしれない。
    IWGPのシリーズは毎回、そんな風に思わせてくれる切れ味抜群の小説。
    きっと、マコトは電子の星に現われたヒーローだね。
    町田にも遊びに来てくれないかな。

  • IWGPシリーズ、Ⅳから読んじゃった。

    ドラマから観たあやにとってはすーごくヴィジュアル化しやすい本でした。ところどころイメージ変わっちゃうのはしょうがないね。

    いつもどーりえぐいけど、IWGPシリーズだからラストは救いがある感じでよかった。

  • 関係ないけど表紙の女の子が可愛い(笑)
    『IWGP』シリーズは読後、必ずと言っていいほど心が温かくなり、優しい気持ちになれる。冷たい風に曝され、孤独で悲しい気持ちが溢れた時、是非読んでみるといい。ほっとするような人情とその温もりを感じる一時になるはず。
    特に「黒いフードの夜」が好きかな。ラーメン屋の行列を「ラーメンライン」と訳すセンスもなかなかイカす。
    『IWGP』は好きなシリーズ。これからも続きを読んでいこう。

  • 前に一回読んだ筈なのに、表題の【電子の星】の内容を完璧に忘れてた(^^;)
    ラーメンの話は覚えていたんだけどな~(>_<)
    IWGPシリーズを読んでいると、池袋に居るような気持ちにさせてくれるから楽しいです♪

    (2012.09.26)

  • ちょっと鼻につく感じもあるけど、話としては面白い。

  • IWGP好きな私としては、石田 衣良作品読みたいな~と思っていたのですが、なかなか手にとる機会がなく。友達に借りて読みました。ドラマと結構マコトは性格違います。もっと内気。テーマ性がはっきりしつつも、おしつけがましくなくって、ルポ読んでるみたいな感覚。

  • 2012-64
    i-modeとか懐かしいなぁ。

    今回もグロい話が。
    ラーメンラインとダウンルーザーの話がギャップありすぎ。
    マコトはいつも危険に飛び込むなぁ。

著者プロフィール

石田 衣良(いしだ いら)
1960年東京生まれの小説家。フリーター、広告代理店でのコピーライターを経て、36歳のときに一発祈念して執筆活動を開始。
1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞、2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞、2013年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。
多くの作品がドラマ・映画化されている。代表作に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「下北サンデーズ」、映画「アキハバラ@DEEP」、「娼年」。
2015年にウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊するなど、メディアをまたにかけて活躍を続けている。

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