アキハバラ@DEEP (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
3.49
  • (233)
  • (389)
  • (766)
  • (84)
  • (18)
本棚登録 : 3097
レビュー : 394
  • Amazon.co.jp ・本 (542ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167174118

作品紹介・あらすじ

社会からドロップアウトした5人のおたく青年と、コスプレ喫茶のアイドル。彼らが裏秋葉原で出会ったとき、インターネットに革命を起こすeビジネスが生まれた。そしてネットの覇権を握ろうとする悪の帝王に、おたくの誇りをかけた戦いを挑む!TVドラマ、映画の原作としても話題の長篇青春電脳小説。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 秋葉原、オタク、AI(人工知能)、略奪と奪還がキーワードの石田衣良さんの冒険活劇です。
    今でこそAKB等のアキバ発のPOPカルチャーが広く活躍していますが、2002年当時に秋葉原という電脳街を舞台にこんな面白い話を書いていたのですね。
    一見どこにでもいそうなオタク達がネットのコミュニティーを通じてチームを結成、HPの目玉として作ったコンテンツ・ツールが世界のネット社会の常識を根底から変えてしまう様な大成功をおさめ…
    とここまで書くと順風満帆の様に思えますが、その過程でIT社会を牛耳ろうとする強大な敵が登場し、手痛いダメージを受け反撃ののろしを上げる…といった物語です。
    登場する悪役が、まんまホリエモンやソフトバンクの孫正義を連想させ、ビジュアル的にもそっくりに描かれているところなど笑えます。
    石田作品はストーリーやキャラ設定が面白く、読んでいて頭の中に情景が浮かぶのですが、この作品もTVドラマや映画になっていて口コミ評価も良いので、またの機会にチェックしたいです。
    実に400ページを超える長編小説ですが、さすがの石田作品、あっという間に読み終えてしまいました。
    ライトな作風の石田さんがディープに掘り下げたオタクの世界観、面白いですよ。

  • だいぶ前に買ったものの、PC音痴すぎてAI?サーチエンジン?なにそれ?おいしいの?状態になってしまい、読みかけで放置していた本。

    ようやく読み終えました。読みづらかった、、
    PC用語は相変わらずよく分からないので完璧に理解しての評価じゃないけど、衣良さんの作品群の中では理系男子向けの本かなぁ。私はPCに限らずオンラインゲームやチャット、RPG等全て初心者レベルなので、解釈色々間違っているかも。

    吃音、女性恐怖、色素欠乏症など個性豊かなオタクたちが結束して、自ら考え学習するサーチエンジンを生み出したものの、大手との提携を拒んだらえらい目に遭い…大切なものの奪還を試みるというのがおおまかなストーリー。

    「すごい才能があるのに活かせていない」電脳オタクさんはネットの世界でたまに見かけるけど、彼らが結束して本気を出したらこんな風に…はならないか。

  • パソコン関係を少しでもかじってないと読みにくいかも?というのが初発の感想かも。
    それさえ大丈夫なら、登場人物がひとくせもふたくせもあるので読みやすいです!
    タイトル通り、秋葉原を舞台にしているので読んでいると秋葉原に行きたくなります^^
    クルーク(作中登場するサーチエンジンの名前)があったらなぁって思ってしまいます(笑)

  • 2回目。
    吃音や超潔癖症など、どこかしら欠陥のある6人だけど、一つの目標に向かってまっすぐに進んでいくと、とてつもなしパワーが生まれる。
    6人のように仕事に取り組めるのって羨ましい。私には絶対無理だってわかってるから。

    ドラマ観たくなってきた!

  • 『ブルータワー』に続き、衣良作品四作目。後半は読み終わるのが惜しくて、少しづつ読んでいました^^ いや〜ホント面白かった。構成が抜群だったなぁ。“クルーク”まだ実現しないのかな?はよ、誰か作ってww あとアキラちゃんのコスプレ写真集欲しいッ!!!!!評価は、星四つ半。

    ただ一点ダメなとこは解説が糞すぎた…。なんでこんなのに依頼しちゃったの??

  • どこかしら社会適応にネックを抱えるメンバーが、それぞれの個性を生かして大企業と戦う、明るく楽しいテロリズム。
    再読なのだが、覚えていた(と思っていた)話と全然違った。2004年、まさにアキバやオタクが市民権を得ようとしていた時代の作品だなぁと思う。今ではオタクのカミングアウトも普通になったが、当時はやはり特殊だと見られがちだった。ボックス強くなりすぎ!ってところはあるが、熱い青春万歳!

  • 秋葉原版IWGP、ありがちだしパターンだけど嫌いじゃないかな、ただSF的に感情宿るの早すぎンだろ

  • 石田衣良による、秋葉原のオタクたちが集まって作ったAIについての小説。

    前半はやや説明が多かったものの、中盤から一気に展開が変わって面白く読めた。
    ただ最後はサイバーテロみたいなのを想像したら、僕らの七日間戦争みたいな感じで意外だった。

  • 普通の人とは馴染まないオタクのチームが巨大産業に立ち向かう。AIを使った検索エンジンのアイデアが良い。本当に表れそうな気がする

  • オタク・ニートなど、社会からドロップアウトした6人の若者たちが、高度な人工知能による画期的な検索エンジン「クルーク」を作り上げる。
    しかし、成功や注目とともに、その価値を奪おうとする組織から狙われることになる。

全394件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

石田 衣良(いしだ いら)
1960年東京生まれの小説家。フリーター、広告代理店でのコピーライターを経て、36歳のときに一発祈念して執筆活動を開始。
1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞、2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞、2013年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。
多くの作品がドラマ・映画化されている。代表作に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「下北サンデーズ」、映画「アキハバラ@DEEP」、「娼年」。
2015年にウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊するなど、メディアをまたにかけて活躍を続けている。

アキハバラ@DEEP (文春文庫)のその他の作品

石田衣良の作品

アキハバラ@DEEP (文春文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする