反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパークV (文春文庫 い 47-9)
- 文藝春秋 (2007年9月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167174125
感想・レビュー・書評
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安定のIWGP。もう既にⅥ読み始めてる。
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前回IWGPのコメント書いたとき、何かずれてると思ったら、2冊まとめて買ったあとのほうから先に読んでいました。
ということで、Vol.5です。
後書きにあったけど、しばらくしたら古くなってしまう、今現在をそのまま書いているから、まさに今なんだね。
最近よく聞く世の中の世相を、切り取るから、トレンディー作家なのだ。
そして今をこのタイミングで切り取れるのは、やはりすごい才能なんだろうと。
最近はもの書くのも得意だと思っているけど、多くの人に読んでもらう、作品となるとやっぱり違うよね。 -
だいぶ前に読んだので覚えてない。
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2012-65
伝説の星はマコトもあっさり騙される。
年の功(笑)
自殺はやっぱりダメだと思う。 -
2012/06/06読了
マコトの知名度がどんどん上がっていくので、動かしづらくならないのだろうかと気になるが、逆にその「有名になること」を上手く使って物語を進めている。更に見事。ソレ含めての良キャラなんだけどね。
<スカウトマン・ブルース>
世の中には適所というものがあるらしい。良いのも悪いのもね。どれだけ苦しくても自分にとっての「やりがい」がしっくり来るものであれば、やめられないみたいな。魅力的な笑顔の持ち主「タイチ」実際にはどんな子なのかな、ちょっと会ってみたいな
<伝説の星>
昔の有名人が来るのってなんかいいよね。今の音楽や文化が残念なことになっている!というのもごもっとも・・・。歴史と経験がある分、対応や策略がしたたかで、人間として「いいなあ」とおもったしまう。いいなあ。
<死に到る玩具>
「楽」の反対には、壮絶な「苦」があること。分かっていても、知っていても、知らないフリをして、自分を守るの。
けど、苦しさに締め付けられている現実を見るべきなんだ。
世界の中で世間の中で、楽の後ろに何があるのかを。
<反自殺クラブ>
死に殺され、死に生かされ、それを発生させるのは孤独な「人」生がイヤになったときに、駆け込む先が「死」しかない。おかしくない事なのかもしれないけれど。ただ、その先に苦しむ人を忘れないで、皆悪くないのかも。そうしないと、生きられなかった人だった、それだけなんだと思う。 -
物語から伝わってくる空気みたいな、石田衣良が描き出す『池袋ウエストゲートパーク』の中の空気感が好きで、このシリーズよく読んでます。
相変わらずマコトがカッコいい!でもよく考えてみると、確かにマコトは優秀なトラブルシューターではあるけれど、それは決してマコトひとりの力で果たしたものではないということ。タカシやサル、ゼロワン、もっといえばGボーイズの名も無きメンバーの協力があって解決できたもの。その間の揺るぎない友情や絆には熱いものを感じるね。
あと解説にもあったけど、この作品の特徴は、最新の風俗を取り入れてそれを物語に反映させているところ。だからこそ鮮明に、あたかも身近な出来事かのように話が伝わってくる(実際に身近にあったら怖いだろうけど)。個人的に「スカウトマンズ・ブルース」が好き。
何年後か先、改めて読み返した時、きっと懐かしい感覚に心浸たるであろうシリーズ作品。またいつか読み返してみよう。 -
マコト好みの女の子がたくさんでてきます。
実写でやるなら、どの女優さんかな?と考えながら読むと面白いです(*≧∀≦*) -
少し前から思っていましたが、
だんだん事件解決仕方マンネリ化してきたなぁ・・・と。
でも変わらずマコトはいい男でした。 -
いつものゲトパ。
ちょいちょい電話で出てくるサルがかっこええ。えらなってきてる感が。
これもなかなかおもしろかった!