反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパークV (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 3501
レビュー : 223
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167174125

感想・レビュー・書評

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  • もう何作目か分からないけど、石田氏の作品は外れないから安心して読める。

  • シリーズものでよくこれだけ書いていて、かぶらないなぁと石田さんの才能に毎回読むたび驚かされています。

  • 今作は基本的に全ての話がお気に入り。

  • 「スカウトマンズ・ブルース」
    天才スカウトマンのタイチと、犯罪的なスカウトを、繰り返すリバティラインの戦い

    「伝説の星」
    多額の借金を抱えたスターが、ロックンロールの博物館を作るのを手伝って欲しいと言われ…

    「死に至る玩具」
    大人気の人形を作るために、中国の生産工場で起きた悲しい事件の現状をどうにか変えようと、日本にやってきた美人キャッチの話

    「反自殺クラブ」
    自殺を幇助し続けるスパイダーという男と、それを止めようとする三人の反自殺クラブの話。


    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    面白かった!反自殺クラブは、白木さん怪しいなあと思ったら案の定だったが…
    それでも白木さんの気持ちってか、
    心療内科のカウンセラーとかで、自分の患者が自殺していくのをみてたら、やっぱりこういう風になってきちゃったりもするかもしれないなあ、と思った。
    うーーん…

  • とりあえず文庫が出ると買うシリーズです。
    ハードには手が出ない… なぜかと言うと収納の場所が無いから。

    相変わらずの切り口と読ませ方が上手だなあ、と思う作品です。印象に残ったのは中国の工場で日本のお人形がつくられているお話。
    自分もちょっと仕事でかじったことがあるのですが商品買い付けに中国に行ったバイヤーが『入室3分で寿命の1年縮まる部屋』なんていってたのを思い出しました。それはレジン製品にラッカーで塗装をする部屋なのですが揮発性ラッカーなのでシンナーが充満してしまい3分その部屋で作業したら交代するのだそうです。でもそれは買い付けに日本から来た人が見学していたからで、実際納品が迫ったら…?と考えると恐ろしいです。

    今日本でつくられている物ってどのくらいあるのだろう?自給率ってどれくらいなんだろう?なのに他の国の生産した製品がやれ粗雑だやれ粗悪品だなんてばかり言っててこの国は大丈夫なのかなあ?そんなふうに考え方がリンクしたら良いなあ、と思うのです。

  • 集団自殺を阻止しようとする「半自殺クラブ」のメンバーは全員、親自殺孤児。相変わらず真っ直ぐストレートな意見を直球で唱えるマコト。「なにか立派なことをするから、生きる価値があるんじゃない。そこにいるだけで、人間って風とか光りなんかを出してるんだ」イイこと言うなぁ。

  • IWGPシリーズ好きだけど、段々似た文章・どこかで聞いたフレーズになってきて物足りなくなってくる。
    それはマコトの文章能力だったりをふまえてなんだろうけれど、なんとなく…ね。

    面白いけどね。
    ああ、ちょっと前そんな事件あったなってニュース思い出すし。

  • スカウトマンズブルース 今までの他の作品と比べるとインパクト無かったような とりあえず女は強い 伝説の星 かなりファンキーなおやじの話 死に至る玩具 大量生産大量消費社会に疑問をもつ 大袈裟にかかれてるかもしれんけど、資本主義も共産主義も底辺の労働者たちの苦労は変わらない 反自殺クラブ これが個人的には一番読んでてドキドキした ただスパイダーの最期はあっけなさすぎた もうちょっと何かあってもよかったんじゃないかとは思う 池袋ウェストゲートパークはその時期ごとの時事的な出来事を使って書かれてるから現実みがある マコトほんまに池袋にいそうやなと思う

  • * スカウトマンズ・ズルース
    * 伝説の星
    * 死に至る玩具
    * 反自殺クラブ

    順不同に読んで来た「IWGP」シリーズをついに制覇。
    97年に生まれてから10年以上続いているシリーズ。
    テレビでは長瀬君が主人公真島誠を演じているが他に誰がと思うほどのハマリ役だったと遅まきながら感じ入る。
    池袋を拠点にした若者の話だが実は三十代以上の子を持つ親世代にこそ読んで欲しい。
    電車に乗り合わせて顔を背けたくなる様な若者達の心の声がここにある。

  • 池袋ウェストゲートパークのドラマから、石田衣良さんの作品を読むようになったっけ。読む時期によって感じ方が全然違う。

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著者プロフィール

石田 衣良(いしだ いら)
1960年東京生まれの小説家。フリーター、広告代理店でのコピーライターを経て、36歳のときに一発祈念して執筆活動を開始。
1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞、2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞、2013年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。
多くの作品がドラマ・映画化されている。代表作に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「下北サンデーズ」、映画「アキハバラ@DEEP」、「娼年」。
2015年にウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊するなど、メディアをまたにかけて活躍を続けている。

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