Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパークVII (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 2781
レビュー : 158
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167174149

作品紹介・あらすじ

鉄の結束を誇るGボーイズに異変が生じた。ナンバー2・ヒロトの胸の内に渦巻く、キング・タカシに対するどす黒い疑念。Gボーイズが揺らげば、池袋のパワーバランスも破綻しかねない…。タカシの危機にマコトはどう動くか?史上空前の熱き闘いを描く表題作はじめ4篇を収録した、IWGP第7弾。

感想・レビュー・書評

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  • IWGP7作目。
    相変わらずの面白さ。
    うん。今回も文句なし!

    • hs19501112さん
      「フォロー」に選んでくださり、感謝です。

      IWGP、面白いですよね。
      長瀬と窪塚が光っていた連続ドラマ版も、原作シリーズも、どちらも...
      「フォロー」に選んでくださり、感謝です。

      IWGP、面白いですよね。
      長瀬と窪塚が光っていた連続ドラマ版も、原作シリーズも、どちらも好きです。
      2013/10/23
  • 良かった

  • …「これは特撮映画と同じファンタジーだと思ってきいてください。でも、もしかしたらキングがなにか動いているのかもしれない。Gボーイズをふたつに割るのが嫌で、ヒロトさんの派閥から牙を抜こうとしているのかもしれない。それだけ腕の立つやつらを集められるのは、池袋にも数えるほどしかいない。タカシさんなら、そいつは簡単かもしれない」…

  • 要町テレフォンマン
    詐欺師のヴィーナス
    バーン・ダウン・ザ・ハウス
    Gボーイズ冬戦争

    バーン・ダウン・ザ・ハウスはちょっとじんときたなぁ。
    Gボーイズ冬戦争のマコトとタカシが格好良すぎた。

  • のってきたら、さくさく読めた。

    絵画商法。
    数年前に池袋を歩いているときに、イルカの絵を置いている所に連れて行かれたことがあるので、(途中で帰ったのでカモにはならず。)やっぱりあるんだと思ってしまう。

    Gボーイズ冬戦争は、やっぱり読みごたえがある。
    それにしてもマコトの母が、鋭くて、過去やどんな人なのか気になる。

  • 再読。過激なシーンがなくなってきてる。
    2018.12.15

  • [要町テレフォンマン]
     電話での演技が得意なヨウジは振り込め詐欺師。何の気なしにやっていた仕事で、人が自殺したのを切っ掛けに、詐欺を辞めたくなった。穏便に辞めるために、マコトに頼る。
     電話でなら上手く話せるというのは非常に現代的で分かる。もう最近は電話も直接的すぎて、ラインやSNSなどの文章ばっかりだ。
     巻末の解説でも書いてあったが、電話でしか人と上手くコミュニケーション出来ない人が、花見に楽しそうについてくるシーンは、自棄にならずに一歩踏み出せば何かが変わるということだ。
     このシリーズは万人に優しい。過去に何かあったとしても、それに縛られてはならないということを教えてくれる。犯罪を犯した人を、人として見るのは大変だけどね。
    [詐欺師のヴィーナス]
     東京を歩いていたら、ギャラリーのスタッフに呼び止められることは、たまにあるのではないか。私も何回か入ったことがある。あまり記憶に残らない絵が並んでいる印象だ。
     作中で登場している絵のモデルはラッセンだろうか。イルカばかり描いている変わった画家なんてラッセンくらいしかいないだろう。名前だけ見たら、Kornのボーカルだがわざとだろうか。石田衣良はメタルも聞くのかな。
     金を稼ぐには色々な理由があるということだ。そして夢に溺れるのは自由。金がかかることもあるけど。
    [バーン・ダウン・ザ・ハウス]
     火というのは魅力的なアイテムだ。明るくて、赤く、気持ちを落ち着けてくれるし、料理にも使える。だが、使い方を間違えると大変なことになるのはみんな知っているだろう。
     今作のユウキは何を思って、自宅に火を点けたのかは細かいところまでは分からない。言葉で伝えられたら、それが一番だ。伝えられないから行動に起こしてしまう。ユウキの家族は、ユウキの行動で意識を変えた。本当は問題が起きる前にきちんと話をしておくべきだ。
     ユウキが祖母に謝りに行くシーンは、作中でも屈指の名シーンだと思う。これは私が祖父母と過ごした時間が長かったからかもしれないけど。
    [Gボーイズ冬戦争]
     最近はあまり活躍していなかったタカシが出まくる回。なんせGボーイズの内戦だからだ。とは言っても、相手のヒロトは、いつぞやの戦争相手の京一ほどのカリスマ性はないし、筋肉馬鹿って感じだ。
     それよりも水面下で動いている「影」という裏社会の男が目立った。影は素手でどんな相手でも壊せる。ヤクザの組30人を壊したこともある。マンガみたいなキャラだ。私はマンガが好きなので、タカシと影の共闘は面白かった。
     水のなかの目に出てきた、アキラの弟のシゲルが、マコトへの復讐で池袋に来た。シゲルは最後にタカシに倒されるのだが、てっきり影は肉屋の関係者かと思ってしまった。肉屋よりは圧倒的に強いけど。
     マコトは襲撃者を探したり、映画に出演したりと、わちゃわちゃしているが、タカシとの友情も深まったし良い回だった。是非とも影にはまた出て欲しいが、あまりこういう人が出ると、伊坂幸太郎と間違えるのでほどほどでいいか。

  • 相変わらずテンポもいいし、読みやすい/ ここ最近ずっとそうであるように時事っぽいブラックネタひっぱって浅い知識で書いてるね/ 飽きないからいいけど/ 一番最後のGボーイズ冬戦争だけはちょっとセンスない/ ああいう漫画みたいなキャラ出しちゃダメでしょ、IWGPなんだから/ ネタ切れかと思う/ 完璧超人みたいなのは子供向けに振りすぎてるからやめて欲しいわ

  • 内容は今までと似たような感じ。わざわざ買わなくてもいいかも。飛行機に載ってる間の暇つぶしとかに読めばいいかな。

  • 表題作は、他の3編の2倍の長さで、中編といえるくらい。

    力作なんだけど、個人的にはイマイチ。

    タカシはあまり出しゃばらず、ふんぞり返って命令を出すだけくらいがいい。

    他の3編は、「オレオレ詐欺」「悪徳商法」「連続放火魔」が主題で、出て来る人物はどれも弱くて繊細なヤツばかり。

    この繊細なヤツらが、最後にちょっと再生して成長していく感じがいいんだな、このシリーズは。

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著者プロフィール

石田 衣良(いしだ いら)
1960年東京生まれの小説家。フリーター、広告代理店でのコピーライターを経て、36歳のときに一発祈念して執筆活動を開始。
1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞、2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞、2013年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。
多くの作品がドラマ・映画化されている。代表作に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「下北サンデーズ」、映画「アキハバラ@DEEP」、「娼年」。
2015年にウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊するなど、メディアをまたにかけて活躍を続けている。

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