Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパークVII (文春文庫)

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  • 文藝春秋
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レビュー : 159
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167174149

感想・レビュー・書評

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    【内容紹介】
    鉄の結束を誇るGボーイズに異変が生じた。ナンバー2・ヒロトの胸の内に渦巻く、キング・タカシに対するどす黒い疑念。Gボーイズが揺らげば、池袋のパワーバランスも破綻しかねない…。タカシの危機にマコトはどう動くか?史上空前の熱き闘いを描く表題作はじめ4篇を収録した、IWGP第7弾。

    【キーワード】
    文庫・ドラマ化・ミステリー・青春

    【映像化情報】
    2000年4月14日ドラマ化
    出演:長瀬智也・加藤あい 他


    ++2

  • 積読、片づけました。

  • 『要町テレフォンマン』オレオレ詐欺の足抜け援助。キングとサルの無敵ぶりに磨きがかかっているなぁ。この二人を見方につけるマコトはもはやちーと。キングのおれおれがかわいすぎる。
    『詐欺師のヴィーナス』めずらしくヤクザも絡まず血も流れず、マコトひとりでかたずけた(?)あっさりエピソード。カモもヴィーナスも魅力・情ともに感じず印象薄いかも。
    『バーン・ダウン・ザ・ハウス』
    自宅を放火した少年、池袋の連続放火事件。マコトのあったかさはんぱない。お話としてはこのなかで一番すき。
    『Gボーイズ冬戦争』キングに反旗を翻すナイト、裏世界の仕事人"影"、Gボーイズを襲撃する目だし帽、北関東ヤクザの企み、マコトの映画出演。
    ファクターが多くて忙しいというか、3つくらいの小話に分けられたんじゃないってくらい。入り組んでいるようで、影とキングの無双回。雑魚の小者さが際立った感があるけど…キングとマコトの友情がまぶしくておなかいっぱいになれる話。

  • 安定して面白いのだけど、
    なんか物足りない感じがしたのは、自分だけかな。

    とりあえず、タカシはどうして収入を得ているのかが不思議。

  • たまにマコトに会えるという環境は悪くない。

  • 今回もおもしろかった!

  • [2014.11.23]<再読>

  • シリーズ7作目

    「バーン・ダウン・ザ・ハウス」
    が大のお気に入りo(^o^)o

    もちろん、「Gボーイズ冬戦争」もイイけど、やっぱり「バーン~」かな?

    今のところ、シリーズすべての作品の中でも上位だと思う(^_^)

    そのくらい、いいお話(^_^)v

  • 2013年10月31日読了

    IWGPシリーズはある種の時代小説である。昔の、っていうのじゃなくて現代社会を風刺しているという意味で。あれ、そしたら社会小説になるのかな。以前も書いたと思うけど、マコトは作者自身であり世の中の若者でもある。雇用形態、ネットワークサービス、若者の精神状態、そういう問題や現象を見て、考える。トラブルシューターという立場であるので解決に向かうそれはフィクションだが、現実に起こっていることと思えば、自分と重ねて見ることができるだろう。
    …って、似たようなこと、前にも書いてたね(笑)

    今回のIWGPも面白かった。第7弾ということで以前の事件を踏襲した人物も出てきている。こういうのがあるから、シリーズ物は面白いんだよね。

    ・要町テレフォンマン
    電話って便利だし、いまや携帯電話無しで生活するのが難しいくらいになっている。でも自分の声で、自分の言葉で「生身」で人と接触するのが苦手な人が量産されているんだろうな。それもまた事実。

    ・詐欺師のヴィーナス
    弱そうな人ほど詐欺にかかりやすくて、損をしやすい。
    でもお金じゃないものっていうもの…聞こえはいいけどあやふやなものに価値を見出す目を持つ人は、弱くは無い。
    巧妙に張り巡らされた詐欺の手口や話術をかいくぐって、詐欺師の本性を小さく響かせたっていう結末。悪人は100%悪人っていうのが絶対条件じゃないからね。

    ・バーン・ダウン・ザ・ハウス
    一番好きな話だったなぁ
    最後のマコトの姿と、手を振る家族と、おばあちゃん。
    事件や物語としては陰が薄いかもしれないけど、こういう「許し」がある話ほど心が穏やかになるもの。

    ・Gボーイズ冬戦争
    シビルウォーみたいなのを想像していたけどそこまで過激じゃない。このテーマはキングとマコトの友情だからね。
    IWGPシリーズの話 ということでこれは完全にいちストーリーとして楽しめる。
    大きな借金をしてまでも、自分がやりたいことを真摯にするっていう監督の意気が凄く好き。若者はこうであるべきなんだ。

  • シリーズ7作目。今更言うことでもないが、解説にもあるようにIWGPシリーズの特徴の一つは、その時代の社会問題や闇をいち早く取り上げ、それを青春小説に取り込むという手法にある。今回も振り込め詐欺や絵画商法といった身近に潜む闇を取り上げ、それを一つひとつ丁寧に物語として仕立てあげている。表題作もパワフルで良かったけど、俺はどちらかというと、派手さも無く地味なストーリーの方が好き。

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著者プロフィール

石田 衣良(いしだ いら)
1960年東京生まれの小説家。フリーター、広告代理店でのコピーライターを経て、36歳のときに一発祈念して執筆活動を開始。
1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞、2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞、2013年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。
多くの作品がドラマ・映画化されている。代表作に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「下北サンデーズ」、映画「アキハバラ@DEEP」、「娼年」。
2015年にウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊するなど、メディアをまたにかけて活躍を続けている。

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