Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパークVII (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 2802
レビュー : 159
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167174149

感想・レビュー・書評

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  • IWGP7作目。
    相変わらずの面白さ。
    うん。今回も文句なし!

    • hs19501112さん
      「フォロー」に選んでくださり、感謝です。

      IWGP、面白いですよね。
      長瀬と窪塚が光っていた連続ドラマ版も、原作シリーズも、どちらも...
      「フォロー」に選んでくださり、感謝です。

      IWGP、面白いですよね。
      長瀬と窪塚が光っていた連続ドラマ版も、原作シリーズも、どちらも好きです。
      2013/10/23
  • バーン・ダウン・ザ・ハウス
    自宅を放火した少年の話。少年が釈放されてから、池袋で連続放火事件が起こる。その自宅を放火した少年との出会い。その家族との関わり。土地のヤクザとGボーイズタカシとの関わり。少年を犯罪者ではなく、ひとりの人間として扱うマコト。そして、いつも通り事件を解決するマコト。最後に少年が「マコトさんのような大人になりたい」。泣かせるセリフだ。
    要町テレフォンマン
    あまり思い入れはないが、セコイ犯人と騙された人達の話。振り込め詐欺の一団と足抜けしたいヤツ。そいつがマコトに足抜けの手助けを求めてくる。そこにタカシ、サルと言ったお馴染みのメンバーが絡み事件を解決する話。
    詐欺師のヴィーナス
    二束三文の絵を高く売りつけ、金利の高いローンまで組ませる女と分かっていて騙される話。
    Gボーイズ冬戦争
    戦争は刺身のツマ。本筋はタカシとマコトとの友情物語。あの氷のようなと表現されるタカシが、マコトのことをダチと呼び、握手を求めてくるなどこれまでの流れでは想像できない。
    驚きとともになんか嬉しくなってしまった。

  • 表題作は、他の3編の2倍の長さで、中編といえるくらい。

    力作なんだけど、個人的にはイマイチ。

    タカシはあまり出しゃばらず、ふんぞり返って命令を出すだけくらいがいい。

    他の3編は、「オレオレ詐欺」「悪徳商法」「連続放火魔」が主題で、出て来る人物はどれも弱くて繊細なヤツばかり。

    この繊細なヤツらが、最後にちょっと再生して成長していく感じがいいんだな、このシリーズは。

  • 要町テレフォンマンはIWGPっぽくてよい。はじめはもっとこれ系の、手軽な知恵で乗りきっていく感があった気がするが、だんだん大掛かりになりすぎている印象。
    でもやはり表題作が一番面白かった。タカシが出てくると格好いいのでテンションが上がるし、マコトとタカシの友情もなんだかんだで熱くてよい!

  • シリーズ初期のころに比べたら、残酷な、またはグロテスクな事件はなくなり、日本社会の縮図のような事件がメインとなっている。

    今回は振り込め詐欺、キャッチセールス、放火。
    社会の閉塞感、学校での疎外感、家庭での圧迫感。
    少年たちを取り巻く環境は過酷であっても、どの少年たちも、自分の足で歩きだそうとするところで終わるのがいい。

    そして最後の中篇。
    表題作は、Gボーイズの内紛がメインなので、割と暴力シーンも多かったけれど、読後感はとてもいい。
    それは殺伐とした世界に身を置きながらも、変わることのないマコトとタカシの友情が前面に描かれていたから。

    本当に危険なことにはマコトを巻きこみたくないと思うタカシと、安全な時だけ一緒につるんで危険な時は知らん顔なんて友だちじゃないだろうと言うマコト。
    熱い男マコトとクールなタカシの友情が、実にいいんだよね。

    「骨音」で挫折しなくてよかった。

  • シリーズものの良さは、作品にすんなりと入っていけること、登場人物に親しみが持てること。そして読んでいる側も慣れてくること。
     最初は随分と遠い世界だなぁと思っていたGボーイズや池袋裏世界のことも、マコトのおかげで慣れてきました。
     今回は特に痛々しいシーンも少なく、読みやすい巻でした。表題の『Gボーイズ冬戦争』では改めてマコトとタカシの友情も見せてもらったし、面白かったです。

  • 2016 1 18
    3冊

  • 今回も続きが知りたくてすぐ読めた。その時期の話題となった犯罪を上手く取り上げ、物語にしている。

  • マコトとタカシの友情が羨ましい。タカシって結構素直に人に気持ちを伝える子よね。ちょいちょいマコト好きを出してくるな~。それにしてもタカシが無敵すぎる。放火の話はちょっと少年に甘いなあと。話としては美しくまとまっているけど火傷の怖さを本気で考えると納得できない。

  • 積読、片づけました。

著者プロフィール

石田 衣良(いしだ いら)
1960年東京生まれの小説家。フリーター、広告代理店でのコピーライターを経て、36歳のときに一発祈念して執筆活動を開始。
1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞、2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞、2013年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。
多くの作品がドラマ・映画化されている。代表作に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「下北サンデーズ」、映画「アキハバラ@DEEP」、「娼年」。
2015年にウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊するなど、メディアをまたにかけて活躍を続けている。

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