老いらくの花 (文春文庫 お 4-8)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167175085

感想・レビュー・書評

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  • 雑誌などいろいろな媒体に記したエッセイを集めている為、ちぐはぐ感は否めない。それでもちょっとトボケタ感じとかは、私の知っているラジオ番組「小沢昭一的こころ」に通じるものがあるかも。少なくとも時代の流れを一生懸命 (その場シノギで?) たくさん見てきたんだなぁとは思わせてくれる。
    個人的に一番インパクトがあったのは、長生きをすればするだけ友を失うという冒頭の一編かな。

  • まさに枯淡の境地。

  • 生涯現役より「退役悠々」 今に生きる「金金節」失われていく古き良き時代。小沢昭一は残ったものを求めてたびしている

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著者プロフィール

1929年、東京に生まれる。俳優。新劇・映画・テレビ・ラジオで幅広く活躍。民衆芸能研究にも力を注ぎ、それぞれの分野で数々の賞を受賞。著書に『ものがたり 芸能と社会』『放浪芸雑録』(以上、白水社)『小沢昭一──百景』(全6巻、晶文社)『俳句で綴る変哲半生記』(岩波書店)など、CDに『夢は今もめぐりて──小沢昭一がうたう童謡』(ビクター)『唸る、語る、歌う、小沢昭一的こころ』(コロムビア)など、著作多数。2012年、逝去。

「2013年 『芸能入門・考 芸に生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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