夜が明けたら (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (1977年3月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784167176020

みんなの感想まとめ

多様な短編が詰まったこの作品は、SFと怪談が見事に融合しています。表題作「夜が明けたら」では、思わず体が冷え、胃が縮むような衝撃的な結末が待ち受けています。シンプルな導入から始まり、停電や地響きといっ...

感想・レビュー・書評

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  • 傑作短編がぎっしりです。表題作の「夜が明けたら」の結末には、本当に体が冷え、胃が縮むような思いをしました。

  • SFベースの怪談短編集。とんでもないことが起こって、単なるオカルトかと思いきや、ちゃんとSF(あるいは科学)がしっかり基本にあるので、ぶれないため非常に読みやすい。

    入りはみんなシンプルで、停電したり家の外から地響きがしたり。そこまでの引っ張りもコンパクトに収まっているのもあって、こんなに読みやすい小説もあったのだなあと感心する。

    で、内容についてはどういう仕組みかを書いたらほとんど面白くなくなるので、一切書けないという、非常に困った作品集でも有る。

    1本だけ異様なのがカニバリズムな話。エゲツナイ話を、安定感を持ってさらりとバナナの葉に包んで料理してしまうあたり、さすが小松作品であります。

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著者プロフィール

昭和6年(1931年)大阪生まれ。旧制神戸一中、三校、京大イタリア文学卒業。経済誌『アトム』記者、ラジオ大阪「いとしこいしの新聞展望」台本書きなどをしながら、1961年〈SFマガジン〉主催の第一回空想科学小説コンテストで「地には平和」が選外努力賞受賞。以後SF作家となり、1973年発表の『日本沈没』は空前のベストセラーとなる。70年万博など幅広く活躍。

「2019年 『小松左京全集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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