ショージ君の青春記

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  • 文藝春秋 (1980年8月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167177058

作品紹介・あらすじ

青春を語るには恋を語らねばならぬ。漫画家を志望しつつ女にモテたいために早大露文科へ。挫折の連続の漫研生活、中退しての売り込み暮らし。人気漫画家誕生までの青春放浪記。

みんなの感想まとめ

青春の痛みと喜びを描いたこの作品は、著者自身の漫画家としての成長を追いながら、大学生活や仲間とのエピソードをユーモラスに綴っています。主人公のショージ君は、恋愛や友情に悩みながらも、自身の夢を追い求め...

感想・レビュー・書評

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  • 時代大分は違えど、ズッコケ青春記。空回り加減にクスリとしてしまうが、時間を割いて読むなら他に読みたい本が有るので。

  • 電子版で読む。

  • 青春モノに外れなし.
    ましてそれが東海林さだおならなお一層.

  • 「ショージ君の青春記」3

    著者 東海林さだお
    出版 文藝春秋

    p91より引用
    “大学に入学したてのころは、
    どうも女学生対策にばかり心をくだいていたようである。”

    漫画家でありエッセイストである著者による、
    著者の青春時代の思い出を綴った一冊。
    子どもの頃の疎開から大学漫研時代の仲間達についてまで、
    いつもながらの楽しい文体で書かれています。

    上記の引用は、
    大学に入学した時のエピソードが書かれた章の中の一文。
    今も昔も男子大学生の頭の中は、
    それほど変わりが無いのではないでしょうか。
    けれどこの年代の男性がこうでなければ、
    生物種としてのこの先の寿命に期待は持てないので、
    これでいいのだと思います。
    漫研のエピソードの中に出てくる仲間の名前が、
    一度は聞いたことのある名前ばかりで、
    漫画家の当たり年だったんだろうかなぁと思いました。

    ーーーーー

  • 現在深刻な問題となっているNEETの先駆け的自伝小説。とは言っても『ひきこもり』がテーマというわけではない。青春時代誰もがやってしまうであろう馬鹿な行動、歪んだ妄想、その他もろもろ、ほろりとしてしjまうような場面もしばしば。

    この本は、筆者が漫画家としてデビューするまでの人生を綴った作品である。
    少年時代に漫画を書くのが好きだったこと。


    この本を読んで、誰もが『アハハ、コイツ馬鹿だなぁ』と思うだろう。どこか抜けていて、でも憎めない行動。漫画を出版社に持ち込んで、さも当然のようにそれが大ヒットすると信じ切っている。こんな無謀で間の抜けたショージくん。
    だがこれはだれしももっている恥ずかしい体験ではないだろうか。
    人間はいつも特別になりたいと考えている。程度の差はあれ、初めてやったスポーツで才能が認められたらどうしようとか、心の底では思っている。だけど理想は遠くて、現実は近くて。

    部屋で日がな鼻毛を抜いたり映画を見に行ったり、ショージ君はそんな日々を過している。
    だがある日、親友の福地泡介の家の牛乳受けをみて、そんな無駄で怠惰な日々からの脱出を決意する。『次の日から猛然と漫画を書き始めた』というほど人生は簡単ではなかったが、それでも人生は動き始めた。いや、彼が動かしたのだ。
    初めて漫画が雑誌に載った時、掲載率がどんどん高くなっていった時、彼は少しずつ大人になっていくのだ。だれがなんと言おうとあの日、ショージくんは輝いていたのだ。
    若さ、それは万人が持っていた日々、そして誰しもが無駄に過した日々。
    人生の大抵は、そういうものでしかないのかもしれない。だがそれを帰るのはほんの少し、ほんの少しの努力でいいのだ。

    若者必携の書。
    特に中高生に読んでもらいたい作品である

    テーマ

    ・『若さ』
    ・『僕はモテナイのだ』
    ・『早稲田大学に入ってからの怠惰な日々』
    ・『福地の家には牛乳が置いてあった』

  •  
    ── 東海林 さだお《ショージ君の青春記 198001‥ 文春文庫》19800825
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4167177056
     篠原 敏克 殿(19801205 謹呈)
     
     Shouji, Sadao 漫画 19371030 東京 /エッセイ/籍=庄司 禎雄
    /園山 俊二、福地 泡介ら早稲田大学漫画研究会を創設
     
    ── 東海林 さだお《アサッテ君 19740616-20141231 毎日新聞》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%C5%EC%B3%A4%CE%D3+%A4%B5%A4%C0%A4%AA
     
    …… 毎日新聞の連載漫画で40年余りにわたって掲載され、一般の全
    国紙で最長記録を更新していた東海林さだおさん(77)の4こま漫画
    「アサッテ君」が31日で終了することが19日、分かった。19日付
    の同紙で明らかにされた。31日までで13749回の連載となるという。
    http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20141219-1411034.html
     
    ── 東海林 さだお《弁当箱 ~ 自選・特選
    あれも食いたい これも食いたい 199504‥ 朝日文芸文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4022640677
     
    ── 東海林 さだお《ショージ君の「ナンデカ?」の発想 199008‥ 文春文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4167177226
     
    (20091202)(20150312)(20180715)
     

  • <07/3/11読了>

  • 新聞連載「あさってくん」などの作者にして、日本屈指の名エッセイスト東海林さだおの青春記を描いた私小説。
    これほど方に力の入らない青春記があっただろうか?若人の青春時代の悩みに対する最もあたたかい回答がここにある。

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著者プロフィール

東海林さだお=1937年東京生まれ。漫画家、エッセイスト。早稲田大学文学部露文科中退。早大漫画研究会草創期のメンバー。文藝春秋漫画賞、講談社エッセイ賞、菊池寛賞、日本漫画家協会賞大賞を受賞。漫画に『新漫画文学全集』『ショージ君』など、長期連載のエッセイに「男の分別学」「あれも食いたいこれも食いたい」など。

「2021年 『東海林さだおアンソロジー 人間は哀れである』 で使われていた紹介文から引用しています。」

東海林さだおの作品

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