平成元年のオードブル (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1992年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167177232

みんなの感想まとめ

日常のさまざまな出来事を軽妙に描くエッセイ集で、著者のユーモアと独特の視点が光ります。初めの一行から意表を突く言葉が並び、簡潔でありながら豊かな描写力が魅力です。食べ物や旅行、身近なテーマを通じて、読...

感想・レビュー・書評

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  • まだ 会ったことはないけれども
    「徒然草」の吉田兼好さん は きっと東海林さだおさんのような人だったのだろう。

    そして 東海林さだおさんのエッセイは 
    あとになればなるほど
    ますます その価値がでてくる

    意表を突く初めの1行目
    軽妙洒脱な語り口
    簡潔な文章
    当意即妙な話題

    時々 ぼんやり頭をほぐしたいときに
    手に取る 私の中 Favorite Essayist
    の お一人です。

  • 丸かじりシリーズほか、東海林さんを数々読んできたけど、一段と面白い。おじさんおばさんモノ、ふらっと旅行モノ、日常品考察モノ、そして食べ物モノ。最後のは言い回しがヘンだが、とにかく全部面白い。面白いなんて感想は感想の内には入らんと言われたって、面白いモノは面白い。着想が素晴らしいのもあるけれど、とにかく描写力が凄い。

  • 「平成元年のオードブル」3

    著者 東海林さだお
    出版 文藝春秋

    p38より引用
    “骨董品を使っていた人間のほうも、
    骨董品ということにはならないか。”

    漫画家でありエッセイストである著者による、
    日常を綴ったエッセイをまとめた一冊。
    得意の食べ物に関することから入院の体験記まで、
    読みやすい楽しい文体で書かれています。

    上記の引用は、
    骨董市についての項の中の一文。
    骨董品になれればまだ幸いなのではないでしょうか、
    私は今のまま年をとってしまえば、
    ガラクタになってしまうような気がします。
    そうならない為にも、
    少しでも味わいが出るように年齢を重ねて生きたいものです。
    p186からの週間文春のコラムを取り上げた項で、
    当時20代だった女性達も現在40代半ばから後半。
    時の流れを感じざるを得ません。

    ーーーーー

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著者プロフィール

東海林さだお=1937年東京生まれ。漫画家、エッセイスト。早稲田大学文学部露文科中退。早大漫画研究会草創期のメンバー。文藝春秋漫画賞、講談社エッセイ賞、菊池寛賞、日本漫画家協会賞大賞を受賞。漫画に『新漫画文学全集』『ショージ君』など、長期連載のエッセイに「男の分別学」「あれも食いたいこれも食いたい」など。

「2021年 『東海林さだおアンソロジー 人間は哀れである』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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