猫めしの丸かじり (文春文庫 し 6-59)

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167177591

感想・レビュー・書評

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  • 『ハムカツ再会』
    コロモをサクッと味わいたい!

    『くず餅をめぐる人々』
    「くず餅はきなこと黒蜜という付き人つき」
    という一文、好き。しかもその付き人をべったり従わせないくず餅さんシブい。

    『ラーメンスープ制作日記』
    貝柱パウダーが欲しくなった。

    『ソーセージのモグモグ』
    ソーセージひとつでホームレスになりかける東海林さんの孤軍奮闘ぶり。

    『暗いおいしさ』
    カレイの煮付けは、確かに暗い食べ物だ。
    だけどとても美味しいので私も好きです。
    煮凝りをごはんにかけて食べるとおいしいよね!

    『ウズラといえど目玉焼き』
    その発想はなかった。
    是非やってみたい。やっぱり東海林さん天才!

    『タコさん大出世』
    タコには確かに親しみがある。
    関西人はとくに、たこ焼きというものがありますからなあ。

    『ローストビーフの屈辱』
    確かにローストビーフっておいしいかどうかわからない時あるなあ。
    某サンドイッチ屋さんのローストビーフサンドが、高かったのにあんまり美味しくなかったけれど、自分の味覚がおかしいのかどうか悩みました。

    『ビワ食う人々』
    おじいちゃん……。

    『ウズラの親子丼製作報告』
    普通の親子丼の上に、うずらの目玉焼きを載せてみたらどうでしょう??

    『真夏のローストチキン』
    御馳走の定番だけれど、確かに夏のローストチキンは暑苦しいかも。

    『キュウリの生き方』
    キュウリさんの生き方を見習いたいと思った。

    『夏の味噌汁は……』
    味噌汁はやっぱり、熱いほうがいいんだろうなあ。

    『捥ぐの実態』
    梨狩り行ってみたいなあ。

    『栗饅頭の崩壊』
    栗饅頭は高級な和菓子っていうイメージがある。

    『ラムネの流儀』
    ひと夏に一回は飲みたくなる。

    『おはぎアンコ内包計画』
    おはぎって、アンコをおかずにご飯食べてるようなもんだよなーと私も思っていました。

    『冷蔵庫のピーピー問題』
    これわかるぅー!!
    私は絶対鳴らさないよう日夜努力してます。

    『エ?天ぷらカレーうどん』
    普通においしそうだと思った。
    いや、とても美味しそうだと思いました。

    『わがスーパーの定番』
    私はスーパーに行くと必ずアイスのコーナーに寄っちゃいます。
    東海林さんお気に入りの「冷凍のいそべ焼き」すごく美味しそう。

    『おにぎりスタンド出現』
    おにぎりって美味しい。ご飯ものの中で一番好きかも。

    『ハンペンは孤独である』
    私はあんまりハンペン好きじゃないんですよねえ。
    あの歯ごたえのない触感、どうしていいかわからない。

    『大福大戦争』
    絵が面白い(笑)

    『土手鍋食ったか?』
    食べたことないなあ、土手鍋。

    『無洗米騒動』
    無洗米に対する東海林さんの奮闘ぶり、面白い。
    確かに、お米を見ると洗いたくなりますよねえ。
    洗うとなるとめんどくさいと思うのに、洗わなくていいと言われると洗いたくなってしまう、人間の良くないところが出ますね。

    『カンパンのすすめ』
    カンパンっておいしいですよね。
    でも、毎食カンパンはつらいかな。

    『リンゴかわいや』
    最近、赤いリンゴじゃなくて青いリンゴのほうが多いような気がするのですが。リンゴはやっぱり、赤いほうがいい。

    『㊙極秘、ミソチャーハン』
    ㊙なので割愛。

    『いまどき「百円レストラン」』
    全品百円のレストランって、すごい!
    でも色々頼み過ぎて、結局高くつきそう(笑)

    『うまい猫めし』
    猫の絵が可愛い。

    『干し芋の作法』
    干し芋好きです。
    でも、どんな時に食べたらいいのか迷う時があります。
    おやつなのか?食事なのか?

    『白菜のお新香の葉っぱのとこ』
    「葉っぱ」じゃなくて、「葉っぱのとこ」と書くのが東海林さんらしいなと。

    『ポップコーンの癒し』
    謎が多い食べ物、ポップコーン。
    映画館でしか見ないポップコーン。
    しかし、最近ではオシャレな専門店があるらしいポップコーン。

    『玉子丼は不滅です』
    かまぼこが入っている玉子丼、関西では木の葉丼と言ったりしますね。なかなか侮れない味ですよね。

    『ポテサラは黙っている』
    ポテサラは、自分の立場・能力をきちんと分かっているいい人なんだろうな。出しゃばり過ぎないからこそ、いてくれたらとても嬉しい。

    解説は平野レミさんです。

  • 猫めし~!玉子丼~!ハムカツ~~!!!
    あとね、タコ好きっ!タコ!♪
    それと、ローストビーフ!あと、茎わかめ!ww
    なんか、和菓子が多かったような?w
    最近、和菓子好きかも。ケーキと違って、あっさりしてるし。歳だなあ・・・www

  • 今回も「ウズラの卵」に「栗饅頭」に「白菜のお新香」に、ほかたくさんいただきました。「はんぺん」考察は実に深い味でした。ごちそうさま。

  • 猫めしが食べたくなったので、代わりにおかかおにぎりを買いました。

  • うずらの目玉焼き、ミニハム付きのハムエッグで焼いてみたいです。つぶれないように殻から出すことがいちばん難しいようです。

  • B級グルメが多く登場してていろいろ食べたくなった。中には同意しかねるものもあったけど、やっぱり美味しいものは食べたくなりますね。たとえ体に多少悪くても。一番惹かれたのはハムかつかな。

  • たまに読む「丸かじりシリーズ」
    東海林さんの目のつけどころが変な上に、軽妙な文章で、ついついニヤリとしてしまう。電車の中で読むのは危険。

    『カレイの煮付けが暗い食べ物』という発想、その論理の展開の仕方、バカバカしいのに面白い。

    このシリーズは少しずつ、たまに読むというのが、楽しい。

  • 「猫めしの丸かじり」

    著者 東海林さだお
    出版 文春文庫

    p98より引用
    “いや待てよ、栗饅頭はむしろ、
    アンコ崩落問題を楽しみつつ食べる和菓子なのかもしれない。”

    マンガ家でエッセイストである著者による、
    食べ物に関するエッセイをまとめた一冊。
    ハムカツからポテトサラダまで、
    比較的身近な食べ物が取り上げられているように思います。

    上記の引用は、
    栗饅頭のアンコの崩れやすさについて考えた項の一文。
    この丸かじりシリーズは何冊か読ませてもらっていますが、
    いつ読んでも食べ物についての考え方の楽しさに、
    面白く読ませてもらっています。
    以前にも書いたかもしれませんが、
    読むとお腹が空く事必至です。
    食前に読んだほうがいいと思う一冊です。

    ーーーーー

  • 080529(a 080630)
    100119(n 100204)

  • 猫めしが急に食べたくなった。と始まるこのコラム。どうしてくれよう私もたった今食べたくなったじゃないの。確かに10年にいっぺんくらい思い出したように食べたくなる。このかつおぶしが白いご飯に舞う姿。ふわふわふわり。そこに一変の如く注がれる少量の生醤油。ああ今日の朝ごはんは猫めしだ。

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著者プロフィール

東海林さだお=1937年東京生まれ。漫画家、エッセイスト。早稲田大学文学部露文科中退。早大漫画研究会草創期のメンバー。文藝春秋漫画賞、講談社エッセイ賞、菊池寛賞、日本漫画家協会賞大賞を受賞。漫画に『新漫画文学全集』『ショージ君』など、長期連載のエッセイに「男の分別学」「あれも食いたいこれも食いたい」など。

「2021年 『東海林さだおアンソロジー 人間は哀れである』 で使われていた紹介文から引用しています。」

東海林さだおの作品

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