- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167177645
感想・レビュー・書評
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東海林さんは食べ物だけじゃなくてどんなエッセイを書かせても必ず面白い。今回は青春の辞典、阿川佐和子さんとの対談が特に面白かった。赤裸々で、的確。
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アタマカラッポにできるゆるエッセイ。さすがショージさん。
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歌声喫茶のくだりなどは興味深かったけれど、好みかそうではないかと言われると後者。
エッセイというのは書いていることの善し悪しもあるけれど、自分のリズムとあうかどうかというも大切な要素だと思った。
エッセイばかりは完全に自分の好みで読むことが楽しい。
時には新しい味を試すのもいいけれど、結局は自分の好きなところへ戻ってしまう。 -
ドーダの人々は、見付け方が分かれば、嫌みな印象を受けるでもなく、おかしみを覚えます。今度見かけたら、ドーダシールでもこっそりはりつけたいです。
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どうしてわたしが好きな人は須らく辞書が好きなんだろう。東海林さだおもその手の人だったとは…クラクラししちゃう。巻頭のドーダ学も最高です。メスを切り込むのに不思議と敵を作っている感じがしないのは、東海林さんの人柄なんでしょうね〜。かと言って決していい人ぶってるわけじゃなく。解説で倉田真由美さんも似たようなこと言ってました。小市民という表現をされてたけど、わたしも別のエッセイでまったく同じことを思って…ってこれもまた有名人と同じ発想のわたしドーダかしら?
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第67回アワヒニビブリオバトル「和食」で紹介された本です。オンライン開催。
2020.08.02 -
まさかの米原作品登場に興奮してついこちらにも手をのばしてしまった。この衝動を理解できないという人を分類するのは簡単だ。つまりまだ東海林作品を読んでいない側の人だ。
いままで「まるかじりシリーズ」に心酔していたので食ネタ以外のネタはまだまだ未体験ゾーンではあったが、なかなかどうしておもしろい。青春の辞典シリーズも、阿川佐和子氏との対談も。
どうでもいいことがこの人の筆にかかるそうではなくなり、とたんに熟慮に値することになってしまう。不思議なり。 -
内容(「BOOK」データベースより)
長年にわたるドーダ学研究の成果を発表すべく、フィールドワークの現場として選ばれたのは銀座のクラブ。果たしてそこは宝庫であった―。懐かしの歌声喫茶で大声を張りあげ、自分で打った蕎麦に舌鼓をうち、標高4.5メートルの“日本一低い山”に登る。そして読み物屋・ショージ君の理想とする文章とは。
もう評価なんてどうでもいいですよね?ショージ君が書いていればそれでいいのであります。この本もいつも通りくだらないです。辞典のエロい言葉を分析する話なんて馬鹿馬鹿しすぎです。でもいいのです、この馬鹿馬鹿しくもどこか紳士な雰囲気が今は貴重です。 -
ときどき、近郊のブックオッフへ行くと、これまた時々、いやしばしば東海林さだおの文庫本を脈絡なく買ってしまう。東海林さだお のことはあまり良くはしらない。時々、なんとかのまるかぢりって本を読むかなぁ。ああ、あと、椎名兄ぃに文体がちょっと似てるかな、とも思うのだけど。あ、ビールうぐうぐ対談どーとか、って本もあったな。で、ナゼカそのショージさんの本は買うとすぐに読み始める。 結構おもしろく、だからしてあっという間に読み終えて、ここたなぞうへ来てしまう。ま、いっか。いや、すまんこってす。