メロンの丸かじり 丸かじりシリーズ29 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2011年11月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784167177775

みんなの感想まとめ

身近な食べ物をテーマにしたエッセイは、ユーモアと鋭い観察力が光ります。特に後半に登場するネタは、読者を引きつけてやまない魅力があります。たこさんウインナーやラーメンにまつわるエピソードでは、日常の中の...

感想・レビュー・書評

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  • あんかけスパは、前に近所に食べさせる店があったときは食べたなぁ。
    味とかたたずまいとかそういうものより、量が多くて大変だったという記憶しかありませんが。
    インスタントラーメンを茹でてくれる店はまだ生き残ってるのかな?
    手に入れづらい袋麺なら一度くらいは行って食べてみたい気もするんだけど。

  • いつ読んでも飽きさせない食べ物にまつわるエッセイ。取るに足らない身近な食べ物を題材にして、ここまで楽しい文章が書ける人もそういないと思う。内田樹のような難解で高尚な文章とは対極に位置するが、同じくらい高尚なレベルにあると思う。とにかく文章がうまい!職場で昼休憩の時間に一人で読みながら、またしても思わず笑ってしまいました。

  • 電車に乗って、「あ、本忘れた」と気がついた時のショックは結構大きい。
    乗り換えの駅で本屋に直行して、本を買う。ただし、今読んでいる最中の本への集中力は削ぎたくない。そこで東海林さだおさん。丸かじりシリーズ。というわけです。

    カニ玉に格差社会をみる東海林さんはやっぱりオカシイ。
    あんスパを「野望」という東海林さんは。。。

    本当にいつもいつも面白い。

  • ここ数年、年の初めの一冊は東海林さん作品です。
    無条件で楽しく、間違っても何かを深く考えこんだりしたりすることもない、正しい日本人の正しい読書初めの一冊だと思えたりします。

    そして実生活に少しばかり役立ったりする、そんな一冊であったりもします。
    「スモークサーモンの”ごはんですよ”食い」、「なめ茸丼」はぜひ近日中に食べてみたいと思います。

    数年前まで通いつめていた居酒屋さん(実は鰻屋さんですが―)が登場したりしていて・・、あぁ久しぶりに、呑みに行きたくなっちゃいました。

  • 文章も絵も「いつもの」という感じで、安定感。私は絵に添えてある東海林さんの字が好きです。
    クリスピークリームドーナツの話が出てきて、なんだか時代の変化を感じた。
    「エノキ家の家計」「楽しいぞ、メガマック」を、特に楽しく読んだ。

    MVP:なし

  • 東海林さだおの週刊朝日に連載している「丸かじり」シリーズ・エッセイ。これも単行本で出た際に買って読んでいる再購入モノ。

    今作ではラーメンで三週分のコラムを要している。ラーメン屋で650円のラーメンを頼むと50円分は作っている姿を見せるパフォーマンス代だから、カウンターに座らずテーブルに座るのは損。麺を茹でるのも大鍋にどっと入れるのが正しく、ひとり分ずつ入れる「振りざる」に入れるのはズル。大鍋でのびのびと泳がせてやれよ、と東海林節全開だ。

    ちょっとした空き時間に、余り頭を使わないでコーヒーの友に、ちょっとダレ気味のフットボール録画を見ているときに、と読み方は問わないし力を入れて読むべき本でもないが何故か新刊が出るたびに手が出て止まらないカッパエビセンのような魔力を持つ食べ物エッセイ。

    これだけの国民的作家でありながら事務所を構えている私の地元・西荻窪では誰も「東海林は地元の英雄だ」とは誰も言わないし、地元の祭りにも「東海林さん来たる」という張り紙が出たことも無いのはなぜだろう。

  • そういえばメガマックなんてのがあったなー、と懐かしく思ったり。

    読了してから「豚肉の生姜焼き」が無性に食べたくなって、翌日の昼飯がそれになった。
    このシリーズを読むとそういうことは日常茶飯事w

  • 最新刊は、後半からが面白いネタが出てきます。
    たこさんウインナーでみんなほのぼのとしている中で、方や駅弁を開いたときにウインナーが出てきたときのがっくり、憤怒「なめとんのか、おれを!」上手い!
    ラーメンネタも秀逸。
    650円のラーメンだったら50円はパフォーマンス料。カウンターではなくテーブルの人は50円損しているとか、麺を茹でているときにピーピーなるタイマーが許せない、なぜならそれがなるまで別のことを考えていてもよい、ということだからそれは嫌だな、などいつもの東海林くん観察&素敵な表現満載で楽しめます。

  • 色々なエッセイ。

    食べ物のあれこれ、ですが、美味しそうというより
    へぇ、という内容。
    エノキを数えるのと、ビールを温める話に
    ちょっと興味がありますが、やる事は…。

    ウィンナーの話もありますが、弁当に入っているのは
    赤いものが多いので、微妙な気になるのではないかと。

  • インスタントラーメンを出す店ありましたね。時代時代でこういう店出てきますがさすがに2回はいかないよね。

  • 食に関する独自のこだわりが読んでいて面白いです。

  • 読書録「メロンの丸かじり」4

    著者 東海林さだお
    出版 文藝春秋

    p44より引用
    “恐るべきその融通無碍。無節操。
     その柔らかさも融通無碍。
     現状の柔らかさだって、もっと硬くしよう
    と思えばいくらでも硬くできる。”

     目次から抜粋引用
    “独活さんの人柄
     こまごまと胡麻
     ビールに枝豆は真実か
     エノキ家の家計
     かまぼこの闇”

     エッセイストで漫画家である著者による、
    食べ物についてのエッセイをまとめた一冊。
     地味な独活から巨大なハンバーガーまで、
    自筆のイラストと共に楽しい雰囲気で書かれ
    ています。

     上記の引用は、豆腐について書かれた話で
    の一節。
    豆腐を噛むことについて書かれている話なの
    ですが、あまり噛むということを意識して食
    べたことがありませんね。
    味も固さも、作り方や調理の仕方に合わせて、
    どのようにもなる豆腐という食べものは、な
    んとも不思議なものです。
    私が豆腐で噛むことを意識するようになるの
    は、厚揚げ位の硬さからでしょうか。
    木綿ならばしっかりと噛んで食べますが、絹
    ごしは舌で潰して飲んでいるように思います。
     著者はベテランで大作家と呼ばれるに相応
    しい年齢になっておられるでしょうに、某有
    名ハンバーガーチェーン店の巨大ハンバー
    ガーにも挑戦されておられます。
    これからもお元気で書き続けて欲しいと思い
    ました。

    ーーーーー

  • シリーズ29冊目

    新丸ビルのバルバッコア
    インスタントラーメン料理の店(今は閉店)
    クリスピークリームドーナツ
    赤羽のまるます屋でいじけ酒
    メガマック

    穴子はなぜ魚偏の漢字がない?
    ラーメン屋観察記が3回連続

    麺はお湯の中で泳がせるべし
    スモークサーモンの日本食化
    ビールを熱くして飲んでみる

    文庫版で読む。太田和彦の解説が的確
    以下目次

    独活さんの人柄
    「シュラスコ」食べてみたら
    「あんスパ」の野望
    アスパラはガスがないと・・・・・・
    カニ玉王家の興亡
    豆腐、噛んでます?
    こまごまと胡麻
    軽く生きたいピーマン
    穴子かわいや
    韓国海苔とわたし
    外食、インスタントラーメン
    ビールに枝豆は真実か
    冷やしきつね論
    メロンの立場
    セロリの憂鬱
    スモークサーモン改革案
    幸せの黄色い親子丼
    もろきゅうの風格
    苦境に立つ厚揚げ
    佃煮を擁護する
    エノキ家の家計
    ドーナツも「やわらかーい」
    いじけ酒(其の1)
    いじけ酒(其の2)
    カキフ ライに関する考察
    ビールをお燗して飲む
    ウインナーの秘密
    品川巻異聞
    大根が風呂を吹く
    かまぼこの闇
    楽しいぞ、メガマック
    ラーメン屋観察記 その一
    ラーメン屋観察記 その二
    ラ ーメン屋観察記 その三
    豚肉"の"生姜焼き

  • 特に、というのはなかったけど、久々に親子丼や、洋食屋さん的なカキフライや生姜焼きを食べたくなりましたw
    それにしても、いろんな考察や食べ物の気持ちを語っちゃったりが面白く・・・エノキの本数なんて数えようと思ったことないしなww
    これだけ面白く興味深い食のエッセイ連載し続けるのって、ホントにすごいなぁ。。と思う。

  • 空腹時に読んではいけません

  • 親子丼の丼モノとしての特異性、話題のドーナツ店に並ぶ心理、スモークサーモンに挑む日本人のサガ...自分の心理にいつも気付かせていただく。

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著者プロフィール

東海林さだお=1937年東京生まれ。漫画家、エッセイスト。早稲田大学文学部露文科中退。早大漫画研究会草創期のメンバー。文藝春秋漫画賞、講談社エッセイ賞、菊池寛賞、日本漫画家協会賞大賞を受賞。漫画に『新漫画文学全集』『ショージ君』など、長期連載のエッセイに「男の分別学」「あれも食いたいこれも食いたい」など。

「2021年 『東海林さだおアンソロジー 人間は哀れである』 で使われていた紹介文から引用しています。」

東海林さだおの作品

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