エベレストを越えて (文春文庫 (178‐5))

著者 : 植村直己
  • 文藝春秋 (1984年12月25日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167178055

エベレストを越えて (文春文庫 (178‐5))の感想・レビュー・書評

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  • 僻地へ旅に出る人の本が無性に読みたくなり著者の本を手に取る。登山用語もエベレストがなんたるかもよくわからないまま検索片手に読み進める。
    とても驚いたのが、報道等では、登攀した人個のすごさを全面的に表に出しており、自分自身もそのように思っていた。しかし、単独登頂でなく極地法と呼ばれる手法においては本当に様々な人々の支えによって成り立っているということを本書を通じて初めて知った。更に、そこには現地のシェルパと呼ばれる人々の力なしにはなし得ないという事。そういったことを痛感している著者の姿勢に強く共感した。

    「私にとって良い山とは、ひとつの極限を意味している」
    冒険家としての登山家としての著者の人としての人柄とそこへかける情熱が伺える1冊。

  • 業績もさることながら誠実で気持ちの良い人柄が文章から伝わってきて大好きになる。

  • ↓利用状況はこちらから↓
    http://mlib.nit.ac.jp/webopac/NJ84003725

  • 偉大な人物なのにもかかわらず、挑戦者としての謙虚かつ慈愛に満ちた姿勢が文章からうかがえた。

  • エベレストトレッキングをする方は、ぜひ読んでほしい。
    8848mにブチ上がります。

  • 植村直己さんの著作は実は初めて読んだ。小学生の頃、西田敏行主演の植村直己物語という映画を劇場で見て、こんな世界がこの世にあることに驚き、そしてマッキンリーで消息を絶った際の賠償千恵子演じる奥さんの悲しい感じがなんだか辛かった。そんなおぼろげな記憶とは裏腹に、若き植村さんの情熱がこの本からはびんびん伝わってくる。石川直樹さんのfor Everestを読んだ後だったので、その時代の違いも感じ取ることができるし、石川さんはHIMEX隊という国際的なチームで登り、植村さんは日本山岳会という伝統的なグループで初登頂した後、海外の部隊や自ら率いるチームで挑戦するなど、それぞれが加わるチームに色々なパターンがあることも興味深い。植村さんの著書、ますます読みたくなりました。

  • 日本人としてはじめてエベレストに登ったときや
    その後の山登りを
    自分のことばで記録しています。

    いまや、ツアー登山になってしまったチョモランマですが、
    この当時は周到な準備をして登る山でした。

    とても読みやすく
    魅力的な文章でした。

  • 植村さんの冒険はとても過酷で悲しい。でも植村さんは冒険を続ける。そんな姿がとてもかっこよく、冒険に魅せられてしまいます。
    ただ、山の名前などよくわからないところが自分にとって読むのに少しストレスだった。

  • 植村さんの自著を読むのは初めてだが、なかなか良くまとまっている。最後の登頂で同僚を亡くすシーンの描写が秀逸。

  • 自分には厳しく人には寛大。
    ひとつの旅が終わると、さらに次の行動にわが身を追い込んでいく。
    『山で死んではならない」を鉄則しにていた植村さんが
    マッキンリーで帰らぬ人になったことは、とても残念だ。

    エベレスト登頂への憧れ、情熱。
    南極への夢と挑戦。

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