- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167179090
感想・レビュー・書評
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読書録「すっぴん魂カッパ巻き」3
著者 室井滋
出版 文藝春秋
p64より引用
“繰り返し繰り返し着てゆくうちに、Tシャ
ツが私の体型ピッタリに伸び、スカートのゴ
ムが私のウエストそのものの大きさになって
ゆくと、いよいよいとおしくなり、絶対に捨
てられなくなってしまう。”
目次から抜粋引用
“だって眠いんだもの
うつるもの色々
裸のおつきあい
恐いの恐いの飛んでけぇ~
女の身だしなみ”
女優である著者による、身の回りの人々と
の出来事を綴ったエッセイ集。
電車で爆睡した話から不思議な勘について
まで、楽しそうに活き活きとした語り口で書
かれています。
上記の引用は、古着について書かれた話で
の一節。
家の外に着ていく服はなかなかこうはいきま
せんが、家の中で誰に見せることなく着る服
は、締め付けが無くなってからが本番だと思
います。穴が開いていたとしても、自分が
ゆったりと過ごせることがなによりですから。
著者の女優という仕事柄でしょうか、とに
かく面白い人物のエピソードがたくさん載せ
られています。
巻末に、東海林さだお氏との往復書簡のよ
うなものが載せられていますので、東海林氏
のファンの方も、一度読んでみてもいいかも
しれません。
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富山生まれの室井滋さん、魬(はまち)の刺身で立山の冷やをキュッと、たまらないでしょう(^-^) 「すっぴん魂(コン)カッパ巻」、2004.10発行。とても楽しいエッセイです。下ネタも結構あります。私は「真昼の決闘 蕎麦の巻」と「初乗り340円なり」がお気に入りです。
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仲のいい女友達との世間話みたいな感じで、軽く読めておもしろい。室井さんの人柄がすごくよく出てて、どこを読んでもくすっとしちゃう。最後のてんとう虫の話はほろりとした。
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すっぴん魂の続編。
さすが室井さん普通の人が体験しないようなことを体験し捲くり
(='m') ウププってなるようなそんな一冊です。