原始人 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (1990年9月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784167181079

作品紹介・あらすじ

“獣欲”から女を犯し“食欲”から人の食物を奪って殺す。人間の先祖原始人の日常を衝撃的に描く。「怒るな」「他者と饒舌・読者罵倒」「屋根」「諸家寸話」他七篇収録。(鈴木俊平)

みんなの感想まとめ

人類の始まりをテーマにした短編小説集は、原始人の欲望むき出しな日常を衝撃的に描き出しています。下品でグロテスクな要素が散りばめられた作品群は、全体を貫くブラックな笑いで彩られ、独特の不条理さが特徴です...

感想・レビュー・書評

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  • 1990年刊、短編小説集。下品、グロテスク、不条理な作品が占めている。全体を貫くブラックな笑い。支離滅裂な作品もある。好みは分かれるだろう。‬

  • 『原始人』『読者罵倒』、この二つは面白かったが、その他は基本的に難解すぎる。よくわからんから、もう止めようとした時にタイミングよく出てきたのが、『読者罵倒』。
    しっかり著者に叱られてしまったが、わからんものはわからん…

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  • 電子ブックで読んでみた。別に大丈夫。実験的な作品は、ドキッとするような良い所がたまにある。でもやっぱ体力不足かなあ。実験的なもの書くには宅力が必要とか、そういうことってあんまり考えたことなかったけど、たぶん、コーヒーとか、クスリとかじゃなくて、ジョギングとかが必要なんだねえ。

  • あまり印象に残る話はなかった。星新一ほど読みやすくはなく、爽快感もない。実験小説的な印象をうけた。他の短編を読んでおきたい。

  • 2011.11.24(木)¥73。
    2012.2.5(日)。

  • 筒井康孝の小説を全部読んだわけではないが、『原始人』は最高傑作だと(勝手に)思っている。


    「すべてわれらと何ら変わることなし。」


    いや全くその通りだと思う。

  • たぶん読んだような気がするけれど、少々、自信なし。

  • なんだか新潮の作風と違った感じがした。

  •  一発目の表題作から面白い。水水水のくだりはさすがだなあ。字面のインパクトに笑えてくる。
     全体として、筒井作品として想像される中でも、文学傾向の強い作品が多く、文体もあの独特の息の長い文体が駆使された作品が多い。「他者と饒舌」は名編だなあ。淡々としているように装うことで言語内部の爆発が抑圧されかえって強力な形で表出してくるカタルシスを味わえる、そういう筒井康隆が好きな向きには絶好の短編集と言えるのではないでしょうか。個人的には「家具」が凄く好き。

  • 「原始人」「アノミー都市」「家具」「おもての行列なんじゃいな」「怒るな」「他者と饒舌」「抑止力としての十二使徒」「読者罵倒」「不良世界の神話」「おれは裸だ」「諸家寸話」「筒井康隆のつくり方」「屋根」

  • 070828(n 不明)

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著者プロフィール

筒井康隆……作家、俳優。1934(昭和9)年、大阪市生まれ。同志社大学卒。1960年、弟3人とSF同人誌〈NULL〉を創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が〈宝石〉に転載される。1965年、処女作品集『東海道戦争』を刊行。1981年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989(平成元)年、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年、『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1997年、パゾリーニ賞受賞。他に『家族八景』『邪眼鳥』『敵』『銀齢の果て』『ダンシング・ヴァニティ』など著書多数。1996年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。

「2024年 『三丁目が戦争です』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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