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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784167183134
みんなの感想まとめ
歴史の深淵に迫る作品で、幕末の天狗党の乱をテーマにした異色の歴史小説です。著者は、血で血を洗う内乱の凄惨さを描きつつ、当時の人々の思いを淡々と時系列で語ります。特に、天狗党のトップの息子が終焉の地で語...
感想・レビュー・書評
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風太郎作品の中では純粋な歴史小説的性格の強い異色作。酸鼻を極める大屠殺と歴史回天の齎した攻守交代の復讐劇に衝撃を受けました。
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今でも水戸では詳細を語られることがない幕末の天狗党の乱。
水戸藩士の末裔カピーとして、これを知らずに水戸を語れまい…と思い、読んでみました。
天狗党トップの武田耕雲斎さんの息子さんが、乱後30年を経て天狗党の終焉の地である敦賀で当時の想い出を語る…という形式で、筑波山での挙兵から敦賀での終焉、その後について淡々と時系列的に書かれていました。
血で血を洗う凄惨な内乱は、今でもヘタに語ると怨恨を呼び覚ますと言うことで、水戸では触れられないのかもしれません。
天狗党の歴史をサラっと知りたい人には、ちょどよい読み物だと思いました。
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