明治バベルの塔 万朝報暗号戦 (文春文庫 や-6-14)

  • 文藝春秋 (1992年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784167183141

みんなの感想まとめ

明治時代の多様な人々の短編伝記を通じて、歴史の裏側や社会の複雑さが描かれています。特に表題作の「明治バベルの塔」では、驚きのオチが読者をワクワクさせ、明治の報道の自由度に対する驚きや、当時の社会問題に...

感想・レビュー・書評

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  • 明治に生きた人達のミニ伝記短編集
    面白い~
    表題作の「明治バベルの塔」の最後のオチがワクワクしちゃった

  • そうなんだ。ついこないだまで、コンプライアンスもハラスメントも無い、残酷で奔放な時代があったんだ。グーグルで検索しながら読むという新しい読み方を作者は想像してなかったろうなぁ。

  • さすがの職業作家だなぁ、というのが第一印象。「明治バベルの塔」「牢屋の坊っちゃん」「いろは大王の火葬場」「四分割秋水伝」の四篇いずれもがそれなりに読みごたえのある作品集であった。
    歴史的な人物、事実を虚実織り交ぜながら構成される物語にはずれはない。
    (ただし、唸るような傑作もないが。)
    常に弱者側の視点を貫いているのは、山田作品の大きな魅力だ。

  • おもしろかった。実在の人物が次々に登場するが、安直なトンデモ・ストーリーではなく、あの人ならこんなことしたかも、と思わせ、格調高い漢籍風の文体が「明治」なところが楽しいエンタメに仕上がっている。推しは「いろは大王の火葬場」。数十人のお妾さんをひとりずつ牛鍋チェーン店店長にしていく実在の人物・木村荘平の強烈な魅力と彼が始めた新式火葬場の火葬第一号に狙われ、次々と登場する明治の有名人たちのエピソードがおもしろい。大好きな、小泉節子さんの「思ひ出の記」のハーンの遺言が、大量引用されてたのがうれしい。

  • 忍法シリーズ山田風太郎のいわゆる“明治もの”。4編とも技巧や味わい方が違って楽しんで読める一冊。老いてもパワフルな山田風太郎ならでは!巻末には「作者後口上」も。

  • 明治バベルの塔
    牢屋の坊っちゃん
    いろは大王の火葬場
    四分割秋水伝
    作者後口上

  • 最高!。これは、すごい。

  • 初めて読んだ山風小説でした。

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著者プロフィール

山田 風太郎(やまだ・ふうたろう):一九二二年兵庫県生まれ。『甲賀忍法帖』『くノ一忍法帖』などで忍法帖ブームを巻き起こす。『眼中の悪魔』及び『虚像淫楽』で探偵作家クラブ賞(現日本推理作家協会賞)短編賞受賞。九七年菊池寛賞を受賞。『警視庁草紙』『戦中派不戦日記』『戦中派虫けら日記』などの日記文学、『人間臨終図巻』ほか著書多数。二〇〇一年没。


「2025年 『東海道綺譚 時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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