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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167184216
みんなの感想まとめ
母と子の深い絆をテーマに描かれたこの作品は、主人公の複雑な感情と成長を通じて、女性の自立や夢の追求を鮮やかに表現しています。大正期の厳しい社会背景の中で、家庭を捨て自らの道を選んだ女性の姿が描かれ、経...
感想・レビュー・書評
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あとがきに生涯自身の文学的テーマを「母と子」と記した夏樹静子氏。
蘭奢と佐喜雄との関係性はもちろん、蘭奢が最初の発作の後、だんだん気力をなくして怠くなった時母の遺骨の欠片を呑み込んだあの一節もすごく印象深い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大正期、女性が夢を追い家庭を捨てて自立するなど、田舎では認知されるはずもなかったろう。新劇界の盛衰のなかで経済的に苦労し、大震災にも遭遇しているが、彼女の前向きな生き方と、周囲の庇護により悲壮感はない。ただ、津和野に残した息子への想いは断ち切れずに葛藤するが、人生の最後に息子と心を通わせることができたシーンに感動した。
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小説で、意外な人物にスポットを当てたのは、ミステリーで有名な夏樹静子。
地方に眠る埋もれたままにしてしまうのではなく、発掘して全国区した業績は大きい。
著者プロフィール
夏樹静子の作品
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