- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167184315
感想・レビュー・書評
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裁判員かぁ、責任重大だなぁ。
これ、どう判断すればいいのか迷いそう。
他人の意見や見た目や雰囲気などに振り回されそうだ。
人の心の中なんて、他人からわかるわけないのにね。子供の行動や母親の行動から判断するしかないのか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
犯人性や、主たる行動内容に争いはなく、あとから少し新事実が加わるものの、大きな変化はない
普通に考えたら小説としての面白味など無さそうなのに、補充裁判員という視点を加えることでスリリングな展開に。
失礼ながら一昔前の作家さんのイメージだったのだが、裁判員導入でこんな本を書けるとは。本当に凄い。 -
裁判員制度。
人を裁くのは難しい。 -
利用者さんからいただいた本。
予想以上におもしろかった。
何より文章が丁寧で分かりやすいから助かります。
裁判員裁判がよく分かりました。 -
たんたんとした小説の中に、主人公の人間性がちらちらと見える。もう少し深く個人に入っていってもよかったのかなとは思います。
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裁判員を交えた裁判の進め方が日時を追って進められており、わかり易い。喘息の息子を放置して死に至らせた被告の状況が証人の証言等が進むについてれ明らかになってゆく。被告、証人たち、登場人物たち、特に亡くなった息子の思いあるいは立場が伝わってきた。、物語としても面白かった。検事側の論告を項目ごとに整理して、個々の論告内容が弁護側の弁論によって崩れるか否かを判断してゆく。その判断は多数決できまり、1票の差で有罪と無罪に分かれる。被告にとって厳しい現実を感じた。その場の雰囲気が変わったり、与えられた情報が異なれば、裁判員の心証が変化して、判決そのものが変わってしまうという恐ろしさも感じた。
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考えることは多い。
帯で煽っているほどの衝撃はない…
淡々と知識を得た感じ。 -
裁判員制度の本。するする読めるし、面白かった。帯ではドラマチックな話のように書かれているけど、思ったより淡々としていて逆にそれが良かったと思う。
著者プロフィール
夏樹静子の作品





