空港にて (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 2440
レビュー : 291
  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167190064

感想・レビュー・書評

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  • 日常に近い内容が淡々と描かれていて、特にオチもない。何が面白いのかよくわからないが、文章力が高いからかなんとなく最後まで読んだ。

  • ありそうな場所で出会いそうな人がどんなことを思ってるか覗きみてしまったような面白さがあった。

    趣味は人間観察ですっていっているひとは、これくらいの観察力をもって何か思っている、としたらいいなとおもう。

    男目線より、女目線のほうが、興味深く読めた。

    作者が自身最高の短編とした「空港にて」はそこまでではなかったが、独特の「希望」の描き方に心をひかれた。

    コンビニにて、居酒屋にて、公園にて・・・・・と続いて、最後にあとがきが「アラスカにて」だったのは笑った。

  • 誰にも言えない気持ち。
    言葉にならない感覚。
    誰とも共有したことがない不安や混乱が、そのにはあって、なんだかホッとできる世界。

    ひとは弱くて、
    どうしても過去にとらわれがちになってしまうのが、混沌と描かれる。
    誰もそれに気づけなくて、そこから抜け出せない。


    131117読了。
    空港にて。すごく共感できる。
    期待と後悔と希望と不安と
    戸惑いと流されて行く様子が。
    自立することや
    たよることや
    いろいろなこと。

  • 村上龍さんの作品は、初読。姉が好んで読んでいたから、抵抗があって今までなかなか手に取れなかった。登場人物個人の希望、か。情景描写ばかりで飽きるかと思いきや、直ぐに慣れた不思議。ラストの彼女に希望があってよかった。

  • 空港で買った

  • 何だか、表現がしつこい気がする。
    これが時間を凝縮した手法の効果なのかな。
    一応、「希望」がテーマのようだけれど、
    とてつもなく絶望的ではないが、未来に希望があるとも感じられない。
    現実の希望なんてそんなものだ、ということだろうか。
    なんだかぬるま湯につかっているような気分でした。
    はやり、村上龍さんは長編を読むべきか。

  • 心がぽっかり空くような
    不思議な感覚。

    ゆったりと読み込む本。

  • 義足の話だけ覚えてる

  • ありふれた場所での、個人の視点で描かれた短編小説。自分もその場にいるような不思議な気分になる。

  • 相変わらずの密度だ。
    満足度6

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著者プロフィール

1952年長崎県生まれ。76年に『限りなく透明に近いブルー』(第75回芥川賞受賞)でデビュー。2003年には、514の職業を紹介した『13歳のハローワーク』が125万部を超えるベストセラーに。財政破綻した近未来日本を舞台にした『半島を出よ』(05年)では野間文芸賞を受賞。10年には『歌うクジラ』(毎日芸術賞)を電子書籍として刊行。 近著に『55歳からのハローライフ』、『オールドテロリスト』などがある。16年に『日本の伝統行事 Japanese Traditional Events』を刊行。

「2018年 『収録を終えて、こんなことを考えた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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