- 文藝春秋 (1983年1月1日発売)
本棚登録 : 161人
感想 : 14件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784167192051
みんなの感想まとめ
時代小説の短編集で、多様な物語が織り成す魅力が詰まっています。著者の独特な文体は読みやすく、初めての読者にも親しみやすい印象を与えます。収録された各作品は、主人公の未来を想像させる結び方や、史実に基づ...
感想・レビュー・書評
-
藤沢周平の時代小説、短編集。藤沢周平は大好きな作家で今までにもいくつか長編、続き物を読んできているが、短編に於いても収録されているそれぞれの作品の面白さは秀逸でした。読者にはっきり描かなくても主人公の行く末にどんな未来が待っているか結末を想像させるような結び方の短編や史実に残る壮絶な内容の長門守事件の編、どれも圧巻でした。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編です。市井ものと表題、長門守の陰謀。
いずれも面白い
-
「解説」で関口苑生氏が「藤沢周平の短編集は、いずれも甲乙つけがたいが、本書はその中でもキラリと光る一冊であると思う」と言ってる。
収められている5作品はいずれも本当におもしろい。
特に「夢ぞ見し」は読み終えた後に自分自身がものすごい笑顔になっているのが分かった。 -
人情物、武家物のオムニバスで、肩が凝らない佳品
-
ほのぼのというか、なめらかというか、とても読みやすい文章。藤沢作品初めて読んだけど、いいなぁ。
-
全5篇の短編集。
表題作の「長門守の陰謀」は
ちょっと変わった作風。
「夢ぞ見し」が一番楽しいし、らしいかな。
陰では大きな事件が起きていそう でありながらも、
妻の目線で描くことで、
ほんわりとした作品になっていて、
ちょっとコミカル。 -
武士の物語から町人の話まで、男女の機微からお家騒動まで、静かな気品ある文体で書き上げた短編集。「夢ぞ見し」のどことなくほのぼのとした結末、「春の雪」の複雑な女心、「夕べの光」のけなげな母心、「遠い少女」のしたたかな女、「長門守の陰謀」の冷徹なストーリー運び、どれをとってもそれぞれまったく違う雰囲気があり、作者の実力が存分に発揮された好短編集。
-
080529(n 不明)
100817(n 100828) -
今まで読んだ硬派な雰囲気の藤沢先生作品とは打って変わって、女性の情緒を事細かく書いた物語集。何となくそこらの恋愛ドラマっぽい感じがして堅苦しくなく楽しく読めました。
-
息抜きに一読
著者プロフィール
藤沢周平の作品
