- 文藝春秋 (1988年1月9日発売)
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感想 : 33件
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167192211
みんなの感想まとめ
多様なテーマが織り交ぜられたこの作品は、主人公又左衛門の成長と葛藤を描きながら、時代背景に根ざした人間ドラマを展開します。開墾地での実績を積む中で、彼はかつての仲間との対立に直面し、果たし合いの行方が...
感想・レビュー・書評
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又左衛門が開墾地で実績を積み、藩での地位が上がるにつれ、部屋住み時代の仲間で家老の杉山鹿之助=忠兵衛と対立するようになる。
その行方は、そして市之丞との果たし合いの結果は。
時代小説の面白さを満喫させてくれる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
青春小説の部分、ビジネス小説の部分。いろんな部分があるように思います。自分の将来に夢と不安を持った青年5人、若くして不幸な死を遂げるもの、権力者になるもの、貧しいながらも幸せな家庭をもつもの、悲しい生涯を遂げるもの。主人公と近い年齢の私も、友人達と重ねてしまいます。若くして亡くなった奴、一部上場企業の社長になった奴、行方知らずの奴。自分は、このままでは悲しい生涯を終えるのかもしれないと悲観的になってしまいます。面白かったです。
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藤沢周平さんの作品は初めて読みました。読み始めに感じた結末とは異なりましたが、上下巻一気に読めました。又左衛門、市之丞、皆格好いいですね。
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2018.2.2(金)¥100(-2割引き)+税。
2018.4.2(月)。 -
かつての軽輩の子は、家老職を占めるに至る。栄耀きわめたとはいえ、執政とは孤独な泥の道である。策謀と収賄。権力に近づいて腐り果てるのがおぬしののぞみか、市之丞は面罵する。又左衛門の心は溟い、執政などになるから友と斬り合わねばならぬのだ。逼迫財政打開として荒地開墾の鍬はなお北へのびている。
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読み物としては面白いが、
読後感としては、なんだかな・・・という感じ。 -
男の友情と権力闘争の果てにあるものは?読み進めていくと、広がり続ける展開を、残り少ないページでどう話しが結ぶのか気になってしょうがない!!
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突拍子もない発想かもしれないが青春映画の古典『ビッグ・ウェンズデ―』を思い出した。江戸時代の侍達と60年代のカリフォルニアに集うサーファーの何処に共通点があるのかと問われれば答えに窮するが、恐らく共に青春の残照を時々懐かしみながらも前に進まざるを得ない、過去から未来にしか流れない時の流れを描いた作品と言えよう。水曜にやって来る世界最大の波に相当するのが本作に出てくる大蔵が原という未開の荒れ地である。変わらざるを得ない者と変わらないものの対比が作品に深みを与えている。映像の方も無性に見たくなった。ググるか!
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市之丞も,彼なりに自分の人生に決着をつけたのだと思う。
「なに,よくやったさ」「二人ともな」に泣けました。 -
全集20で読む。
テレビでやってるの見て読んだかな。 -
人物の表情までが目に浮かぶ。一気に読破。
権力、政治、青春時代の友との決別。 -
水準。
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5人の武士が青年から大人へ。道場では横一列だった関係が大人になり身分・家柄の違いから様々な生き方を強いられる。
主人公は、それらに抗い、出世をし筆頭家老になるが、そこに本当の幸せはあったのか。
藤沢さんの作品はかなり読んできたが、5本の指に入る傑作。 -
かつては同じ道を歩んでいた少年たちが、大人になり、やがてそれぞれの道を進み始める。
平凡な生活を続けるもの、高い地位まで上りつめたもの、落ちぶれた生活を送るもの。
堅い絆で結ばれていたはずの少年たちの間にも、憎しみや悲しみが生まれる。
時代小説ではあるものの、そこにある感情は今の時代となんら変わりはないものだと感じた。
繊細なタッチで描かれた心情や風景は、美しくもあり悲しくもあった。
数奇で儚い人生模様に強く心を打たれた作品だった。 -
正直な感想を言えば、私の感性にはまったく響いてこなかった。どこが傑作なのだろうか、とうとう分からずじまい。 主人公にも感情移入できない。人物造形が浅い感じがする。
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