- 文藝春秋 (1994年3月10日発売)
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感想 : 45件
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784167192297
作品紹介・あらすじ
市井に生きる男女の哀歓と人情の機微を、多彩な手法で描いた珠玉の短篇集。
おのぶの亭主・兼七は腕がいい雪駄職人だったが、三十を過ぎたころかた深酒をするようになった。酒びたりの父親を嫌う娘のおきみが、嫁入りの邪魔になると、おのぶに泣きつくのだが――。(表題作)
岡場所に身を沈めた幼なじみと再会した商家の主人。
五年ぶりにめぐりあった別れた夫婦。
夜逃げした家族に置き去りにされた、寝たきりの老婆。
表題作の他「にがい再会」「永代橋」「踊る手」「消息」「初つばめ」「遠ざかる声」の全七篇をおさめる、傑作短篇集。
文庫解説 駒田信二
みんなの感想まとめ
江戸時代の裏店を舞台に、庶民の生活や人情の機微を描いた短篇集は、登場人物たちの共感できるやり取りを通じて、読者に身近さを感じさせます。著者の作品は、心が疲れた時に帰りたくなるような温かさがあり、没後何...
感想・レビュー・書評
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江戸時代の裏店を舞台にして庶民生活の哀歓を描いた本。登場人物たちの共感できるやり取りに身近さを感じる。
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藤沢周平の小説は、読み手を裏切らない。
そこに描かれている人間も、小説自体も。
心が疲れた時、そっと帰ってきたくなる藤沢周平の世界。それが、没後何年経っても読み継がれている証かも。 -
江戸の市井の人々の悲喜交々を描く短編集。いずれも地味な掌編ながらじんわりと心に沁みる読後感が素晴らしい。お気に入りは『踊る手』。このラスト、最高にいい。
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母が一番好きな作家だというので、一冊選んでもらって読みました。
人情味あふれる、ほっこりする短編集。心がクサクサしたときに、また読みたいと思います。 -
初つばめが心に残った。水商売をして弟を育ててきた挙げ句、その弟に蔑まれる悲しさ。
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読み終わったらやっぱり面白かった、っていつも思わせてくれます。
特に私が好きだったのは初つばめです。
短いのにすごい上手に表現されています。すごいなぁ。 -
「遠ざかる声」が一番おもしろかった。読みやすいが個人的に後味が悪いものもあるので微妙。
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2018.10.1(月)¥100(-15%引き)+税。
2018.10.23(火)。 -
藤沢作品の市井ものを読み終わると、なぜか高田渡さんの歌が聴きたくなる。どちらもカラフルな世の中からモノクロの世界へと連れて行ってくれるようで、なにやら落ち着くのだ。その色はノスタルジックなセピアではなく、まったりとしたモノクローム。秋にピッタリの作品だ。
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当然ながら再読です。
裏表紙に「単行本未収録の名品7篇」と有りますが、名品というのはちょっと。。。
作品的には市井ものに分類されます。いずれも市井に生きる男女の人情を描いた作品です。ただ、全体に少し深みに乏しく、構成が甘い感じがします。
でも、流石に藤沢周平。ほんの少しだけです。全体としては、ちゃんとした藤沢ワールドは形成されており、それなりに高い水準は保っていると思います。
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2回目の読了。
下手に自己啓発本読むより、藤沢作品を読む方が、仕事や社会、男女の機微など、生き方全般を学べる。
この短編集は、このことを強く再認識させてくれる。 -
思いが詰まった内容だった。
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内容(「BOOK」データベースより)
酒びたりの父親が嫁入りの邪魔になると娘に泣きつかれた母親、岡場所に身を沈めた幼馴染と再会した商家の主人、五年ぶりにめぐりあった別れた夫婦、夜逃げした家族に置き去りにされた寝たきりの老婆…。市井に生きる男女の哀歓と人情の機微を鏤骨の文章で綴る珠玉の短編集。単行本未収録の名品七篇。 -
藤沢周平は、良いですね。
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夜消える
にがい再会
永代橋
踊る手
消息
初つばめ
遠ざかる声
市井に生きる男女の哀歓と人情の機微を鏤骨の文章で綴る珠玉の名品七編による短編集。 -
L
安定の藤沢周平短編。
事件がらみではないが市中の憂いあるそれぞれの生き方の形が描かれる。心地いい重さ。 -
@下北沢いーはとーぼにて。
江戸の短編集。途中まで一気読みした。
女性の艶かしさと、男性のどうしょうもないのに、垣間見る男らしさ。
江戸時代ならではの甲斐性にのほほん。 -
生まれた頃に連載していたそうだ
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初つばめと遠ざかる声の二つが好き。
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著者プロフィール
藤沢周平の作品
