闇の傀儡師 下 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2011年1月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784167192495

みんなの感想まとめ

江戸時代を舞台にした物語は、街の人々の生活や風景を巧みに描写し、読者をその時代へと引き込む魅力があります。特に下巻では、主人公が協力者を失い、単独行動を余儀なくされることで、緊張感が増し、ヒロインとの...

感想・レビュー・書評

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  • 今のNHK大河ドラマ『べらぼう』のスピンオフと言っても信じてしまいそうな作品『闇の傀儡師』(1980年)。江戸市井の人びとを描くのに長けた作家であり、本作品でもそれはあらわれているが、本作品は江戸とその近郊を歩く描写が秀逸。とくに下巻のラスト近辺で甲州街道を西へ向かうあたりは手に汗握りながら読んだ。

    1982年に新藤兼人脚本、北大路欣也主演でドラマ化されているらしい。

  • 2011年新装版第1刷、文藝春秋の文春文庫。下巻では協力者がいなくなることにより、単独な行動が多くなる。こちらの方が好みかな。ヒロインとのからみもはっきりするし。最後の追跡の場面はどうなるのだろうか、とドキドキヒヤヒヤもの。

    あとがき:「あとがき」(昭和55年5月)藤沢周平、解説:「解説」清原康正(文芸評論家)、備考:単行本は1980年文藝春秋刊、1984年に文藝春秋より刊行された文庫の新装版、「藤沢周平全集」第15巻が底本、

  • 久しぶりの藤沢周平先生。
    ちょっと違うパターンだが、江戸の街を楽しめた。
    甲府エリアは懐かしいなぁ。

  • 藤沢作品としては普通

  • 源次郎與妻子織江離緣是因為織江的不倫行為,也因此拋棄其御家人的身分。然而織江日後卻自殺,義妹津留相當不能諒解源次郎的行為,源次郎於是決定向津留說明,日後津留也默默地常常來家裡幫忙。但某天津留卻在路程中被綁架,源次郎前往救助卻被困在八嶽黨的地下牢中。他被關在地下牢的那段時間,正好世子德川家基在打獵後莫名地三天內急逝。源次郎藉由お芳偷偷幫忙找出脫逃路線,但也因此偷聽到其實八木其實是叛徒,世子已經死了八嶽黨已經面臨兔死狗烹的危機,在八木的出賣之下將一一被處理。而後來世子是一橋家豐千代繼任,因此老中右近也猜出真正的黑幕其實是一橋家(民部卿治済)。松平上總介定信是田安家所出,其兄病弱本來屬意要收他當養子,然而在大奧(或者還有一橋)的陰謀下被送到奧州白河藩當養子,因此自然不在這次世子選任名單上,而其對於一橋家有此私怨,然而又被一橋家用擠下田沼當老中的誘餌釣上,又開始與一橋家合作一起殲滅八嶽黨。源治郎在世子死後本來已經無意與八嶽黨再有任何瓜葛,而八嶽黨正因八木的背叛全面被追殺還抓不出去內賊。お芳也被追殺來向源治郎求助,源次郎沒有說出叛徒是誰而お芳日後被殺,因此源次郎想要與八嶽黨人再見面給他們點忠告。正好伊能來找他告知お芳的死訊,而大師匠興津下山與赤石老人對戰兩人都在場,赤石老人遺言要黨人全面撤回甲州。老人的孫子奈美雖然是忠長的後裔,但是老人希望她與伊能結褵遠離政治。另一方面,源次郎聽自己叔父告知織江的秘密才終於放下心魔,決定日後娶津留為妻。源次郎踏上甲州路,見證八嶽黨人的最終撤退,並且與八木一決勝負。

  • 田沼意次の時代、10代将軍家治の後嗣を巡る暗躍を描いた伝奇的長編。
    下層では八嶽党という謎の忍者集団に対抗する主人公=御家人崩れの剣客源次郎とそれをサポートする公儀隠密が命を賭して戦い、上層では老中・松平右近将監、田沼意次、一橋家徳川治済、 白河侯松平定信らの思惑が交差する。
    娯楽小説ですから楽しめます。ライバル視する二人の老剣士が出てきたリ、女性達のひたむきな恋が描かれたり。そういうサイドストーリーは上手いものなんです。しかし肝心のメインストーリーが冴えず。どうも主人公の不決断やら後回しが目立ってしまいます。
    このタイプの作品は藤沢さんは向いていないのでしょうね。

  • 2017.10.2(月)¥200(-2割引き)+税。
    2017.11.3(金)。

  • 後半は興味を失って、なんとなく読んでしまったので、話の細かいところは覚えていない。

    ただ、主人公源次郎と津留の交流は心温まるいい話だった。

    読みどころは、それだけだったような気もする。

  • 11月-8。3.0点。
    下巻。田沼政治の時代、暗躍した団体と、
    それを調べる主人公。
    うーん、イマイチだったかな。

  • 田沼意次が絡む話に外れ無し

  • 時代劇エンターテイメントで、軽く読める。

  • これでもかってほどの剣豪小説。
    斬り合いや決闘シーンはかなり細かくて圧迫感があるけど、
    人間関係の部分になるとご都合主義的な見方もできる。
    でも読み応えある1冊でした。

  • 数奇な運命に翻弄される八嶽党の存在自体が哀れである。そして、最後に甲州の山道に消えてゆく彼らの姿は寂寥感を誘う。物語は源次郎を中心として、彼の周辺で展開してゆくが、それらはあくまでも表層にすぎない。実は、その背後にある幕府中枢での権力争いこそが隠れた軸になっていた。そして物語の登場人物たちは、ことごとくそうした中に巻き込まれて行くのである。表題の意味もまた、そこに置かれていたのだろう。

  • ハラハラドキドキの展開で一気に読めた。

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著者プロフィール

1927-1997。山形県生まれ。山形師範学校卒業後、教員となる。結核を発病、闘病生活の後、業界紙記者を経て、71年『溟い海』で「オール讀物新人賞」を受賞し、73年『暗殺の年輪』で「直木賞」を受賞する。時代小説作家として幅広く活躍し、今なお多くの読者を集める。主な著書に、『用心棒日月抄』シリーズ、『密謀』『白き瓶』『市塵』等がある。

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