団塊の世代 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1980年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784167193034

みんなの感想まとめ

未来を予測することの重要性をテーマにした本書は、1980年に書かれた小説であり、今や一般的な言葉となった「団塊の世代」の源流を辿ります。著者は、未来の社会における老人の増加やその影響を、リアルな物語を...

感想・レビュー・書評

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  • 本書は堺屋太一氏が1980年時点で未来を予想して書いた小説であり、今では巷間で一般的な言葉となっている「団塊の世代」の元となった小説である。
    本書の面白さは、未来予想を小説というわかりやすい形で行っているところにある。統計的に20年後には老人の割合がこんなに高くなります!と言われるよりも、増えた老人たちの困窮した生活を描いた方がリアルに想像できる。
    高度経済成長の時代が世界的にも終焉を告げ、先行きが不透明である現在においても未来の予想は重要であり、そうした未来への処方は必要である。しかし現実には現在の問題にとらわれてしまい、未来への対策を考えることはあまりないだろう。そうした人々の視点を未来へ向けさせるのに有効な手法を確立したという点に、2012年に生きる我々がこの小説を読むことの最大の意義があるのではなかろうか。

  • いわゆる「団塊の世代」に生まれた人々が企業で働き出世していく上での悲哀を描いた小説。

  • 4167193035 254p 1992・4・15 15刷

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著者プロフィール

堺屋太一

一九三五年、大阪府生まれ。東京大学経済学部卒業。通商産業省(現経済産業省)に入省し、日本万国博覧会を企画、開催したほか、沖縄海洋博覧会や「サンシャイン計画」を推進した。在職中の七五年、『油断!』で作家デビュー。七八年に退官し、執筆、講演、イベントプロデュースを行う。予測小説の分野を拓き、経済、文明評論、歴史小説など多くの作品を発表。「団塊の世代」という言葉を生んだ同名作をはじめ、『峠の群像』『知価革命』など多くの作品がベストセラーとなった。一九九八年から二〇〇〇年まで小渕恵三、森喜朗内閣で経済企画庁長官、二〇一三年から安倍晋三内閣の内閣官房参与を務めた。一九年、没。

「2022年 『組織の盛衰 決定版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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