ある補佐役の生涯 豊臣秀長 下 (文春文庫)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167193157

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  •  2009年4月23日再読

  • 足軽から身を起こした秀吉は父祖伝来の領地もなければ親族も少なく将から兵にいたるまでその人材に乏しくていつも寄合所帯だった。秀長は人柄もよく、様々な実務に抜群の才があったばかりではなく、いくさでも負けを知らなかった。兄の大胆さを補うに弟の手堅さ、秀吉の成功はこの人なくしてはありえないかった。

    下巻でも豊臣秀長は、小説の中でも・・・やっぱり補佐役的な役割ですね・・・・・

    2008.11.23 読了!

  • 豊臣秀吉を支えた男の人生。

  • 上巻を読んでから随分時間が経ってしまったが、その間、他の本を読むこともほとんどなかったので、とりあえずは継続感を持ったままで読み進めることができた。
    この手合いの歴史小説を読むとき、これはノンフィクション(史実)なのか、フィクション(小説)なのかということをいつも思う。
    確か、その時代に史実に基づいたものを「歴史小説」、その時代背景に則って全くの創作を「時代小説」と定義づけられていると読んだことがある。
    この作品の場合、主人公である秀吉の弟、秀長に関しては、残された記録物は稀有だということなので、わずかな資料に基づき、堺屋太一により脚色された秀長像が描かれている。
    となるとこれは歴史小説でありながら、時代小説のニュアンスも含んでいるということなのだろうか。
    歴史的な資料は事象に関しての記述はあっても、心理状態や心情が書き残されているのは決して多くはないだろう。
    それをこうしてあたかもそうであったかのように書き、秀長を立体的に浮かび上がらせるのだから、作家の仕事というのは、想像力の結晶なのだろう。
    草葉の陰で秀長さんは、「ちと、本当のわしとはちごうとるが、まあ、よしとするか…」なんて思っているのかもしれない。
    この本を読んでいるとき、「どんな本を読んでいるの」と聞かれたことがある。
    1500年代の日本の歴史の本だと答えたとき、「何とまあ、古い時代ねえ」というリアクションが返ってきた。
    そうか、ここアメリカは1500年代なんてまだ国さえない時代だったんだ。
    国家が誕生してまだわずか230年しか経っていない(1776年独立)ということに、はたと気づかされた。
    当時のアメリカにおける秀吉ならぬ秀長は誰だったのだろうか…

  • 秀長様のメインといえば、vs毛利家とvs柴田さん、以上!!みたいな。
    以下省略可!!みたいな。

    よくある話です(泣)。

    ラストの辺りが格好良さ最高潮ですけど割愛も最高潮。
    良いんです、面白かったから良いんです。

  • 上巻に同じ。創作でふんだんに肉付けされた秀長伝も読んでみたい。

  • 4167193159  343p 2001・1・15 18刷

  • こういう男の生き方もある。

  • 秀吉の天下統一事業を影ながら支え、歴戦の戦国大名にも一目置かれた人徳の人。ワンマン社長の下で働く方にお勧めです。

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著者プロフィール

1935年,大阪生まれ。東京大学経済学部卒業後,通産省に勤務。日本万国博,沖縄海洋博などを手がける。1978年退官,執筆評論活動に入る。著書に『油断!』『団塊の世代』『知価革命』『組織の盛衰』『平成三十年』『東大講義録』などのほか,『峠の群像』『豊臣秀長』『俯き加減の男の肖像』『秀吉』などの歴史小説がある。経済企画庁長官,内閣特別顧問などを歴任,現在東京大学先端科学技術研究センター客員教授,早稲田大学大学院客員教授。

「2018年 『東大講義録――文明を解く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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