新装版 歴史をさわがせた女たち 外国篇 (文春文庫) (文春文庫 な 2-41)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167200411

感想・レビュー・書評

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  • 2011/4/29 My本棚のこれまでに登録していなかった本を登録。

  • 歴史的知識が全然ない私にとっては、さらりと導入するのに最適だった。

  • 永井路子の本はほぼ読破しています。最も好きな時代作家。残念ながら手元に残っていない本を「読みたい」カテゴリ登録してるけど、かつて一度は読んだ(笑)。
    外国編は日本編よりずっと広く浅くですが、さわりとしては面白い。

  • 面白いのだけど、聞いたことない人が多いし、短いしで、あまり入り込めず。

  • 初めてコレ系の本を読んでみたんだけど、おもしろーい! サクサク読めてしまう。とくにヨーロッパ編は殆どみんな親戚みたいな感じで、その中で骨肉の争いをするのだけど、そこに理性的じゃないもろもろが組み合わさって! かと思えばやり手の女王がいたり。それがまたしたたかで…!
    ちょっと歴史を学べて、暇つぶしにも大いになって楽しめて。
    男性編なんてあってもそんな注目を浴びないんじゃないかな。というか反感もの? だってお嫁さんにしりに敷かれる男性貴族とかを読んでる方が楽しいもの。奥さんをやり込めちゃう旦那さんの話よりも、男を手玉に取る女帝的な人ってやっぱり言いようのない魅力があるな。悪女でもいいし、そうでなくてもいいのだけれど。
    偶にはこういう読書もいいかも。

  • クレオパトラは美人じゃなかったらしい!

  • 中国マダム超怖い

  • これは初心者の私でもスイスイ読めちゃいました。
    ユーモアたっぷりで、砕けた文体が良い。

    どうやらプランタジネット家男子は年上のセコハン女房を持つと出世するようだw
    ネロがマザコン可愛いw
    イザベル女社長ー!さすがだ

    でも、やっぱ永井さんの十八番は日本史だからなぁ。
    世界史選択の受験生だった今、読み返すと「あれれれ」というところが多いので、世界史にある程度踏み込んじゃった人には、物足りないとこもあるかも。

  • 賢者も悪女もスケールが違う。
    ここで名前とストーリーを学んで、
    興味を持った人は
    更に他の本で深くという、
    歴史を学ぶにはとっかかりとしてとてもいい。

  • 女傑も悪女も平易な文章で気軽に面白く読むことが出来ます。
    やはり好きな女性はエレオノール・ダキテーヌ、マルグリット・ダンジュー、ブルンヒルデでしょうか。
    ずーっと昔に読んでまた読みたくなって購入しましたが
    改めて読んでも彼女達の生き様には脱帽です。
    手っ取り早く世界の有名な女性達の生涯を読みたいという方にお薦めです。
    悪女限定なら澁澤龍彦の「世界悪女物語」ですが・・怖いよ。

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著者プロフィール

(ながい・みちこ)1925~。東京生まれ。東京女子大学国語専攻部卒業。小学館勤務を経て文筆業に入る。1964年、『炎環』で第52回直木賞受賞。1982年、『氷輪』で第21回女流文学賞受賞。1984年、第32回菊池寛賞受賞。1988年、『雲と風と』で第22回吉川英治文学賞受賞。1996年、「永井路子歴史小説全集」が完結。作品は、NHK大河ドラマ「草燃える」、「毛利元就」に原作として使用されている。著書に、『北条政子』、『王者の妻』、『朱なる十字架』、『乱紋』、『流星』、『歴史をさわがせた女たち』、『噂の皇子』、『裸足の皇女』、『異議あり日本史』、『山霧』、『王朝序曲』などがある。

「2021年 『小説集 北条義時』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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