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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784167200435
みんなの感想まとめ
歴史的背景を持つ女性の視点から描かれた物語で、戦国時代の女性の生き様や心理描写が新鮮に感じられる作品です。主人公お市の方は、信長の妹として織田家と浅井家の狭間で苦悶しつつ、愛と葛藤の中で成長していく姿...
感想・レビュー・書評
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信長の妹、お市の方の物語。
お市の視点から見た歴史物…と思いきや、どちらかというと、歴史解説(解釈?)の部分を多く感じた。
例えで、当時の武士同士の関係を現代のサラリーマンに置き換えたり…。小説の世界にどっぷりハマりたい私にとってはちょっと興ざめしてしまった。
この作者の解説本として読めばよかったのだろうけど、ちょっと、世界に入れずところどころ読み飛ばしながら(戦とか)になってしまった。詳細をみるコメント1件をすべて表示-
遥香さんちょっと興ざめしてしまうの、凄い分かります!最初から歴史解説と思って読んだ方がいいのかもしれませんね…ちょっと興ざめしてしまうの、凄い分かります!最初から歴史解説と思って読んだ方がいいのかもしれませんね…2020/03/22
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女性の心理描写がメインの戦国は始めて読んだので新鮮でした。
戦国時代の女性の生き様が感じられて面白かった。
織田と浅井の狭間でどちらにもなりきれず苦悶し、愛していても感情のままだけでは長政と向き合えないお市がせつない。
ただ、ところどころ挟まるカタカナ混じりの説明が雰囲気ぶち壊しで果てしなく微妙。
感情移入して読んでただけに… -
上下巻。上巻のお市と信長、お市と濃姫の関係が好みでした。なぜにのお市様かわいい
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理想のお市像。
さりげなく浅井長政様がかっこいい件について触れておきたい。 -
幼少の市がかわいすぎる。
浅井が織田と対立してからの長政と市の関係が
読んでてつらかった。-
なぜにのお市いいですよね!質問に答えてあげたくなってしまう♡
実家と夫の板挟み…切ないですよね…なぜにのお市いいですよね!質問に答えてあげたくなってしまう♡
実家と夫の板挟み…切ないですよね…2020/03/22
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いままでよく知らなかったお市の方を知ることが出来ました。
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信長の妹お市の方の波瀾万丈の人生。
上巻は、お市が浅井長政に嫁ぎ、浅井が朝倉に寝返ったところまで。
先日読んだ功名が辻と並べながら、歴史をいろいろな角度から学び直した。
戦国時代の小説を読み始めたのは、豊臣兄弟の影響だが、あちらに濃姫が出ないことに納得がいっていないので、今回描かれる濃姫の姿が嬉しくて、読んで良かったと思った。
この巻では、お市は権六をかなり嫌っているけど、次巻のどのタイミングで好意を寄せるのか楽しみ。
歴史物を読み始めると、違う視点から描くものも読みたくなる。
また他にも手を伸ばしてしまいそうだ。 -
お市の方。戦国時代、お市は、織田家のお市として、またあの信長の妹として嫁ぎ、彼女なりに戦国の世で闘い抜いたのだということが、よくわかります。
そうなんですよね、戦国時代では、今以上に、女性は、しっかりと自分の意志を持ち、強く生き抜いているんですよ。 -
お市の方の感情がすごく細かく描かれてて、ほかの本とはだいぶ違った描かれ方でした!また、解説や現代的な例えもあり、分かりやすかったです☺︎
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織田信長の妹。当然だがお市の方を中心にはじまる。勝家は暑苦しい信長の家臣程度、秀吉などは殆ど登場しない。当時のお市の方の立場からすれば秀吉の存在などこの程度なのかもしれない。兄信長、義姉濃姫も尾張時代はとても近い関係だったが浅井家に嫁いでからは心の中存在になり信長の意向を考えながら浅井、織田の橋渡し役をする。無理に有名武将などを登場させずお市の方の視点から描かれているので臨場感が出て物語に引き込む文章力は素晴らしい。下巻では勝家、秀吉がどう絡んでくるか楽しみです。
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少女時期から姉川の戦い直前まで。
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織田信長の妹お市の方の生涯を描いた、「乱紋」の前編ともいえる作品。
お市の目線を通して、“うつけ殿”と囁かれていた信長が天下取りの志半ばにして謀叛に倒れるまでを細やかに、後の武勇伝に流されることなく描いていて、初めて知ることもたくさんありとても勉強になった。
お市の2度の輿入れについても、戦国の世の女性の生き方に忠実に描かれているばっかりに少々期待を裏切られたが、最後の最後、柴田勝家と城内で果てることを選んだところでは、愛情や信頼ではなくとも、二人の間に確かに共感が生まれたことが読んでいて救いだった。 -
夏休みの読書。このごろ実用書ばかり読んでいたけれど、たまには歴史物でも読もうかなと思って手にした一冊。物語の世界に一気に引き込まれ、久しぶりに心から読書を楽しめました。。。
織田信長の妹としてうまれたお市の方。戦国時代を生きる女性は、戦にこそ参加しないものの、政治的な駆け引きや情報戦において重要な役割を担っていたことを改めて思い知らされます。夫浅井長政と兄信長の争いが激しくなる中で、自分自身の役割を思い、覚悟を決めていくお市の方。
彼女が「良く見える目」をもっていたが故の苦しさが描きだされています。
上巻は、いよいよ追い詰められた浅井長政が、援軍を待って時間を稼ぎ、信長を返り討とうとするところまで。登場人物の複雑な心理戦にドキドキ。下巻に続きます。 -
いい!最後は京浜東北線の中で涙がこぼれそうになった。。。
信長の「鳴かぬなら、殺してしまえホトトギス」というイメージが、ちと違う。
お市の方も、「お江」の時のイメージと全然違う。
ま、どんなに違うかは読んでのお楽しみ♪ -
戦国時代の各大名は、自分はこの大きさでよく、このまま安心していたくても、留まること許されなくて、成長し続け、進み続けなければ生き残れないところが、現代の上場している株式会社のようだと思いました。
織田信長が決してスムーズに天下を取ったのではなく、とても危うい道をなんとか切り抜けてのし上がっている様子や、お市の運命も、結果は年表を見れば分かるのに、ドキドキしながら読みました。
下巻が楽しみです。 -
織田信長の妹として生まれ近江の領主浅井長政に嫁いだお市。2人の間に生まれた娘たちの中には豊臣秀吉の側室淀君となったお茶々と徳川秀忠の御台所となったおごうがいます。この女性たちの系譜を思うとき、これは歴史が生んだ必然かもしれないという気がしてなりません。
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初版/2010.10.29 購入/2010.12.7 読了
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永井 路子さん流の人物解釈が面白いです。
戦国の女性のありかたについても、わかりやすく表現されています。
長政とのラブラブ生活から、やがて信長との対峙を通して溝ができていくあたりがちょっと鬱…
著者プロフィール
永井路子の作品
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