1986冬物語 ラスト・レース (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2001年5月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784167203085

みんなの感想まとめ

偶然の出会いや荒唐無稽な展開が織りなすストーリーが特徴的な作品で、バブル時代の独特な空気感が巧みに描かれています。主人公の秋穂は、社内恋愛の失敗から憂鬱な日々を送る中で、思わぬ事件に巻き込まれます。彼...

感想・レビュー・書評

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  • 退職した同僚の置き土産として
    社内に放置されていたので、拝読。

    バブル時代の東京を舞台に、平凡なOLが
    とある事件に巻き込まれていくクライム・ノベル。


    「クライム・ノベル」という分野に
    いまいち食指が動かないため、初読でしたが
    主人公の女性にもあまり魅力がない上
    感情を揺さぶられる何かがあるわけでもなく。

    犯罪者側の登場人物達にしても
    いまいち人間味というか現実感が足りず
    絵に描いた様な印象。

    物語として引き込まれるわけでもなく
    ラストシーンも自分としては、うーん…と。


    バブル期がまだそんなに遠くない頃とか
    真っ最中に読んでいたら、もう少し臨場感が出て
    面白かったのかな。。

  • ストーリーとしては荒唐無稽だし、偶然バッタリの展開に頼りすぎでしょーって感じなんだけど、柴田サンの2000年前の作品って、そのありえない感じがある意味おもしろいんだよなー。
    武生がカワイイかったー。

  • 資料番号:010321180
    請求記号:Fシバタ

  • 話は偶然が多くて荒唐無稽な部分もあるけど、バブル時代(その前夜)の空気感が出ていた。2013年の現代も少し似ている感じ。

  • 社内恋愛に破れ憂鬱な毎日を送る秋穂は、宝石店に忘れられた指輪を持ち帰った夜、レイプされてしまう。翌日近くのマンションでOLが殺された。自分は人違いで襲われたのでは?悩む秋穂の前に現れたレイプ犯の二人は、誰かに嵌められたのだと語る。時代の流れに乗り損ねた男女のラヴ&クライム・ノヴェル

  • だいたい協調性だの積極性だの、いい大人がそんなこtで会社に点数つけられなくちゃならない。要は結果としてまともに出来ていればそれでいいわけでしょう?
    性格のことまで他人に口出しされないと会社勤めが出来ないなんていかにも日本的だよね。

    みんな笑うだけでちゃんと聞いてくれない。

  • バブル期の東京を舞台に「OL」を主人公にした、巻き込まれ型クライム・ノヴェルです。
    良かったのは、秋穂、島根、武生のやり取りです。何が正常で何が狂っているの解らない世の中で、必死で生きようとしていく様子が微笑ましかったです。
    しかし、秋穂の心理だけは共感出来なかったです。社内不倫に引き込まれていくその安直さは百歩譲っても、自分をレイプした男と恋愛に発展していくというのは全く理解出来なかったです。

  • 競馬が登場

  • まだ、初心者でした。イマイチ

  • 舞台になっている1986年がどういう時代だったかあまり記憶にないのだけれど、なかなかに厳しい時代だったのかな、という印象。世知辛いよねえ。
    なんかねえ、この犯人は……やりきれないなあ。けっこうむかつくといえばむかつくんだけど(その言い分は通らないぞ!)、あからさまな「悪意」がない分たちが悪いというか。「時代の被害者」めいた感じに描かれているのが少し哀しい。
    一方で案外とカッコいいヒロイン。でもばりばりにカッコいい、というわけでもなく、適度に弱くて適度に流されている態度になんだか親近感を覚えたり。これが読みやすさの所以かな。

  • <table style=\"width:75%;border:0;\" border=\"0\"><tr><td style=\"border:none;\" valign=\"top\" align=\"center\"><a href=\"http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167203081/yorimichikan-22/ref=nosim/\" target=\"_blank\"><img src=\"http://ecx.images-amazon.com/images/I/510NYK8PH8L._SL160_.jpg\" alt=\"ラスト・レース―1986冬物語 (文春文庫)\" border=\"0\"></a></td><td style=\"padding:0 0.4em;border:0;\" valign=\"top\"><a href=\"http://blog.fc2.com/goods/4167203081/yorimichikan-22\" target=\"_blank\">ラスト・レース―1986冬物語 (文春文庫)</a><br />(2001/05)<br />柴田 よしき<br /><br /><a href=\"http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167203081/yorimichikan-22/ref=nosim/\" target=\"_blank\">商品詳細を見る</a></td></tr></table>
    <blockquote><p><strong>社内恋愛に破れ憂鬱な毎日を送る秋穂は、宝石店に忘れられた指輪を持ち帰った夜、レイプされてしまう。翌日近くのマンションでOLが殺された。自分は人違いで襲われたのでは?悩む秋穂の前に現れたレイプ犯の二人は、誰かに嵌められたのだと語る。時代の流れに乗り損ねた男女のラヴ&クライム・ノヴェル。
    </strong></p></blockquote>
    1986年という、バブルの兆しが見えはじめた時代を背景に、そんな浮かれた時代の流れに乗り切れなかった男女が巻き込まれた事件がミステリ仕立てで語られる物語である。
    秋穂は、ただ恋がしたいだけなのに、つい出来心で宝石店に置き忘れられたガーネットのリングを自分の指に嵌めてしまってから、腑に落ちない事件に巻き込まれていくのだった。次々につながり、明らかになる真実に、傷つけられながらも強さを身につけていく秋穂は、ラストでは冒頭では想像もしていなかった未来を見ている。普通ここまでできないだろう、しないだろう、ということは多々あったが、自分を縛るものから抜け出せた秋穂は、おそらくもう泥沼に入り込むことはないだろう。

  • 2004年8月4日読了

  • とてもこの作者らしい話だと思いました。読んでいてつらいところもあったけどすごく面白かったです。結末がすごく好き。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    社内恋愛に破れ憂鬱な毎日を送る秋穂は、宝石店に忘れられた指輪を持ち帰った夜、レイプされてしまう。
    翌日近くのマンションでOLが殺された。
    自分は人違いで襲われたのでは?悩む秋穂の前に現れたレイプ犯の二人は、誰かに嵌められたのだと語る。
    時代の流れに乗り損ねた男女のラヴ&クライム・ノヴェル。

  • 柴田よしきファンに「私はこの本が好き」といっても「知らない」といわれてしまう…。
    一読後は、酷いなと思ったけど、でもやっぱり思い返すと面白いと思う。負けん気になれば何でもできるのかもね。

  • 社内恋愛に破れ憂鬱な毎日を送る秋穂は、宝石店に忘れられた指輪を持ち帰った夜、レイプされてしまう。翌日近くのマンションでOLが殺された。自分は人違いで襲われたのでは?悩む秋穂の前に現れたレイプ犯の二人は、誰かに嵌められたのだと語る。時代の流れに乗り損ねた男女のラヴ&クライム・ノヴェル。<BR>
    この人のエロは読んでても気持ちがいい気がする。そして、深く深くそして確実に繋がっていくから読んでて楽しいし引き込まれる。最後まで目を話せなくなるしね。

  • 最初の段階がショッキングなんだけども、後はまあまあ面白く読めた。が、あんな関係からどうやったって信頼は生まれないだろうよ。強姦は殺人と同じく人間の尊厳を著しく損ねる犯罪だ。極刑。・・・ていう話ではないです。飽食の時代でみんないろんな夢を見たり夢に敗れたりして生きているな、ていう。

  • ラストが印象的。バブリーな時代を懐かしみながらどうぞ。

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著者プロフィール

 小説家、推理作家。
『RIKO-女神の永遠』で第15回横溝正史賞。
 猫探偵正太郎シリーズ、花咲慎一郎シリーズ など。

「2021年 『猫日記 Cat Diary』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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