- Amazon.co.jp ・本 (525ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167203092
感想・レビュー・書評
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登場人物が多くて混乱した。最後は府に落ちたけれど、結末に至るまでの細かなストーリーが入って気ずらかったかな。主要人物はそれぞれに魅力的だったけれど。
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登場人物多くてちょっぴりこんがらかったりしたけど、おもしろかった。
さすがに真相が明らかになるまで犯人は分からなかったけど、、そう来ましたか!って感じ。
佐久間と新田の関係にキュンとしたー。
° ♡:.(っ>ω<c).:♡ ° -
#読了。大手出版社の編集者26歳、江口有美の同僚が殺され、彼女自身も何者かに命を狙われる。また、婚約者のもとには身に覚えのないビデオが送られ、婚約破棄寸前に。作家・編集者という舞台に興味を惹かれた。
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恋愛ってここまで人を愚かにするんですね。羨ましい限り。
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大手出版社の編集者、26歳の女性が主人公。
編集者の日常がわかって面白い。
作品を愛するからこそ、そして仕事だからこそ作家に尽くすことができるのだろうな。
相変わらず、この作者らしく、大小話が入り組んでいる。
主人公は、不自由なく育ち、順調な人生を歩み、周囲と争うことなく過してきた女性。
知らないうちに人を傷つけたり、悪意をもたれたりすることは誰にでも起こり得るんだろうが、強く生きていくしかないですね。
(図書館) -
編集者としての日常はとてもリアルで、実際こんな感じなんだろうなあと思う。
何よりも、主人公の有美というキャラがとても好感をもてたところが良かった。
人間関係って難しいなあと感じさせられた。
気付かないところで自分も誰かを傷つけている。
それはきっと生きていく上では避けられないことなんだろうけど、
普段は意識しないところを抉るような物語だった。
途中から一気に面白くなる。長編だけど長さを感じさせない。
どろどろした話なのに読後感もいい。ラストシーンがとても素敵。
いやあ、さすがだなあ。
[2011.05.15] -
「自分の知らないところで増殖する他人からの悪意」の話なのに、読後はけっこうすっきり。中盤からがほんと面白かった。
どんなに気をつけていたっていつ、どの場面で、どのような形で自分が他人を傷つけているのかなんて実際は分からないわけで。
そういうのはある意味自分の意志とは関係なくて、何がきっかけになるかも分からないし、自分でも理不尽な理由で人にマイナスの感情を持つことって少なからずある。なのにどこかでまさか自分に限って、と思ってる。そういう無意識の無神経さって確かにある。自覚するのは恐いけど、したたかに図太くやっていくしかないんですよね。
ついでに、1章で反応した両想いホモセンサーが大的中だったことがちょっと嬉しかったです。でもあれだな、なんというか、この2人のあれこれはこの本のテーマにあまり関係なかったような…先生の趣味? -
/?day=20070607