本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784167207038
みんなの感想まとめ
過激な性描写とインモラルな表現が特徴の作品は、主人公の優しさや人間性が滲み出る瞬間を通じて、読者に深い印象を与えます。物語は、若く逞しいジゴロのイーブを中心に展開し、彼がなぜ「性のサイボーグ」として生...
感想・レビュー・書評
-
「日輪」から読めばよかった。
不勉強だった…
にしても、やはり面白かった。
表現はインモラルだが、全体的に主人公の優しさのようなものが少しずつ滲み出しており、過激な描写でも冷静に読める。
しかし、この路地の血筋はどこが終着点なのか、気になって仕方がない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『日輪の翼』から一応話が続いているが、切り離して考えた方が良い本作。爆発的な性の奔流が全篇渡って迸る。コンセプチュアルが故、中上の悪いエゴが出過ぎている気が。。
感覚的に描きたい事は分かるが、読ませる気はいつも以上に無い。 -
3.3
-
性のサイボーグとか、第三の性とか、そんなたいそうなものではなくて、ただ中上健次がバブル時代のマイノリティ・カルチャーをドヤ顔で描いてみせたという感じ。はじめにコンセプトありきで、ポストモダンやニューアカの影が少しうるさい。フランスから来た「フー子」とか「ロラン子」とかが出てきて、それも時代だなぁと。中上健次の巧さは端役の使い方とエピソードのつなぎかもしれない。イーブに捨てられた白豚がそのまま後を歩いて追いかけていって、イーブの仲間たちと一緒にバーに入り、居座るところ。途中でフレームアウトさせず、次のシーンまで残らせるところが、なにげにすごい。
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
中上健次の作品
本棚登録 :
感想 :
