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- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167213039
感想・レビュー・書評
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1991年に光人社から出た単行本の文庫化。17章「サリンの教訓」が新たに加えられている。
著者は薬学を専攻した後ジャーナリズムの世界に飛び込み、『週間文春』の編集長なども務めた人物。
本書は、第一次大戦から現代まで、軍事用の毒ガスの歴史をたどったもの。
毒ガスと言えばイペリットが有名だが、実はイープルで最初に使われたのは塩素ガスだったらしい。その後のドイツVSフランス・イギリスの毒ガス合戦のなかで、最強最悪の毒ガスとして出てきたのがイペリットらしい。その経過がじっくりと書き込まれており、迫力があった。
また、ベトナム戦争の枯れ葉剤や、イラン・イラク戦争の際の毒ガス使用にも触れら詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者より寄贈。戦争が科学を進歩させる。
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