藤沢周平の世界 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1997年4月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167217631

作品紹介・あらすじ

城山三郎、丸谷才一、中野孝次、向井敏、井上ひさし、出久根達郎など藤沢文学を愛してやまぬ諸氏が綴った魅力の源泉。さらに対話とインタビュー、講演で構成した愛読者必携の書。

みんなの感想まとめ

多くの読者が魅了されるこの作品は、著者の文学の深さと人間の心情に迫る解説集です。藤沢の作品の魅力を、端正でメリハリのある文章や共感を呼ぶ登場人物の描写を通じて明らかにし、友情や自然の美しさ、さらには食...

感想・レビュー・書評

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  • 1997.?.? 読了

  • まあ、普通ならこういう本には手を出さないのですが。。。
    友人との待ち合わせの本屋でふと目に付き、開いた最初のページに、私にとっては幻の、井上ひさし作「海坂藩城下図」を見つけ思わず購入しました。
    フムフム、自分のと比較して。。。。私の場合鶴岡藩の城下町を下絵にしてるので楽だったけど、井上さんは一から作ったのか知らん。労作だわ。。。って
    本の内容については特に触れません。解説の解説も変でしょうし。

  • 藤沢の多くの作品の解説集。なぜこの人の作品がこれほど魅力的なのかに迫る。中野幸次氏の文中で簡潔に魅力が語られているが、それに付け加えてみた。①端正でメリハリのある文章、②登場人物の等身大で共感できる人間性、②友情の美しさの描写、③山、川、野、町の郷愁を訴える四季折々の自然情景の美しさ、④想像をそそる食べるシーンの描写(熱い大根を喰うときのオノマトペ【あふあふ】)、⑤立ち合いシーンの描写のきめ細かさ、⑥登場人物の懸命に生きる姿、⑦控え目で、自制心に富み、躾けられた女の姿と心のよさ。そして町のしっかり者の娘たち。「用心棒日月抄」の佐知とのラブシーンの美しさ、「蝉しぐれ」のお福との一度かぎりの再会の時のお福の言葉に込められた情感こもるシーンは何人もの方が書いているとおり、大きな魅力である。これらは最近の純文学が見失ってしまったものだとの秋山駿氏の指摘は全くその通りであり、大衆文学分野の芸術性との逆転現象だと思う!「かつてあった日本と日本人の美しい面を描きです小説家」との言葉は至言だ。好きな「用心棒日月抄(4作品あり)」「蝉しぐれ」「橋ものがたり」にとどまらず、未読の作品も多い。打率100%との賛辞文もあるが、つつましやかな市井の女性の魅力、過去を引き摺った武士、友情など、ぜひ残りの作品でも味わってみたい。

  • ファンブックのようなものなので、評価も何も。

  • 藤沢作品を愛する著名人が綴った30編。

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